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関西スーパー/4~12月、生産性向上し増収増益

2019年01月31日 09:10 / 決算

関西スーパーマーケットが1月31日に発表した2019年3月期第3四半期の連結決算は、売上高939億5800万円(前年同期比1.1%増)、営業利益14億6700万円(12.7%増)、経常利益17億4200万円(11.8%増)、純利益11億1800万円(20.2%増)となった。

生産性向上のため、近年増加した店舗での作業種類数や作業時間の削減を目的に、食洗機やスライド棚など新たなハ-ドを導入することによる作業工程数の削減した。

自動発注システムやキャッシュリンクなどのシステム投入により作業自体をなくすことにも取り組んでいる。

全店への導入を進めているセルフ精算レジは、2018年12月末時点で36店舗に導入が完了した。

既存店舗は、2018年6月に鳴尾店(兵庫県西宮市)、9月に蒲生店(大阪市城東区)、12月に西冠店(大阪府高槻市)をリニューアルオープンするとともに、買物がしやすい環境整備のための売場レイアウト変更を中心とした小改装を3店舗で実施した。

9月に製造を開始した「神戸赤松台センター」は順調に稼働しており、炊飯・米飯および野菜の加工商品を店舗へ納品することにより、一括製造による生産性向上と品揃えの充実させている。

前期から導入準備を進めてまいりました阪急阪神グループのSポイントサービスの取り扱いを11月より兵庫県下の店舗で開始した。

これにより、電子マネー(関西スーパーおさいふカード)、クレジットカード(関西スーパーカード)に加えて、共通ポイントカード(Sポイントカード)のサービス利用が可能となった。

2019年3月期通期の連結決算は、売上高1240億8000万円(前期比1.1%増)、営業利益19億5000万円(5.0%減)、経常利益22億7000万円(4.4%減)、純利益13億円(4.7%増)を予想している。

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