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三越伊勢丹HD/伊勢丹新宿、三越日本橋、三越銀座を100億円超で刷新

2019年05月08日 16:35 / 店舗

三越伊勢丹ホールディングスは2019年度中、100億円強かけて「伊勢丹新宿本店」「三越日本橋本店」「三越銀座店」をリモデルする。

<首都圏基幹3店のリモデルを拡充>
首都圏基幹3店のリモデル
※出典:5月8日2019年3月期決算説明会資料

5月8日決算説明会で杉江俊彦社長が明らかにしたもの。

杉江社長は、2018年度のリモデルについて、「昨年改装した日本橋店はコンシェルジュが顧客の要望に合わせて、商品を紹介するパーソナルショッピングが好調で、2018年10月~2019年3月の売上は3.4%増となった。2019年度中に同制度を新宿店、銀座店の一部に導入する。3月にリモデルしたメンズ館も、売上が順調に伸びている」。

「成長に向けた先行投資として、新宿、日本橋、銀座店とも化粧品、宝飾、時計、ハイエンドブランドが人気があるため、拡充する。特に新宿店1階のコスメフロアは狭く、2階の一部も使用して、思い切って拡大したい」と述べた。

三越日本橋本店は、おもてなしを中心とし、パーソナルショッピングを強化した百貨店へと変化する大規模改装(第1期リモデル)を2018年10月に約30年ぶりに実施。

本館1階を中心に、お客の要望や相談に応えるカテゴリースペシャリスト(コンシェルジュ)が常駐するデスクや特別なお客のためのラウンジを設けるなどおもてなしする環境を整えた。

カテゴリースペシャリストと案内役のガイドが、IT技術を活用のうえ、情報連携し、ブランドやカテゴリーの垣根を超えた日本橋本店全体での商品提案を行える体制になっている。

伊勢丹新宿本店では、世界NO.1のメンズファッションストアの実現に向け、メンズ館のリモデルを15年ぶりに実施した。

<メンズ館のリモデルを15年ぶりに実施>
メンズ館のリモデルを15年ぶりに実施

世界最先端・最高峰のファッションの追求やカスタマイズできる商品の拡充、デジタルと物販の融合などを取り入れ、刷新した。

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