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フロンティア不動産/SC競争激化で広島市「アルパーク(東棟)」譲渡

店舗/2019年06月06日

フロンティア不動産投資法人はこのほど、広島市の保有資産である「三井ショッピングパーク アルパーク(東棟)」を譲渡した。

<アルパーク(東棟)>
アルパーク(東棟)

譲渡先は、譲渡先の承諾が得られなかったため、非開示となっている。

アルパーク(東棟)は2013年2月、54億円で取得したが、帳簿価格は46億7000万円、譲渡価格は38億円で、約9億円の譲渡損失が発生した。

2013年2月に取得して以来、広島市内における中核的な商業施設の一つとして運用を行ってきたが、物件を取り巻く近年の周辺環境の急激な変化や築年数経過による施設競争力の低下などにより売上の下落傾向が継続しており、将来の収益性低下が見込まれていた。

アルパーク(東棟)は1990年4月に店舗面積2万662m2で開業したが、2015年6月に「ゆめタウン廿日市」(店舗面積4万6000m2)、「LECT」(3万8980m2)、「THE OUTLETS HIROSHIMA」(4万3500m2)が開業した。

周辺に大型ショッピングセンターが相次いでオープンしたことで、施設売上高はピーク時から約27%低下した。

<アルパーク(東棟)の競合状況>
アルパーク(東棟)の競合状況
出典:フロンティア不動産投資法人補足説明資料

今回、将来発生しうるリスク要因(マスターリース契約解消など)やその影響について慎重に検証を行い、本物件の保有を継続するよりも、譲渡損失が発生したとしても、不動産売買市場が活況を呈している現時点で本物件を譲渡し、将来リスクを回避することが望ましいという判断をしたという。

<アルパーク(東棟)の売上高の推移>
アルパーク(東棟)の売上高の推移
出典:フロンティア不動産投資法人補足説明資料

総賃貸面積は6万5603.50m2、敷金・保証金2億6400万円、年間総賃料収入は5億2900万円だった。

施設概要
所在地:広島県広島市西区草津新町2-26-1
敷地面積:1万6682.75m2
延床面積:6万4720.87m2
店舗面積:2万662m2

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