流通ニュースは、流通全般の最新ニュースを発信しています。





京阪/京都に商業・ホテル複合型施設、食・コスメのSPAも開始

2019年06月12日 16:20 / 店舗

京阪ホールディングスはこのほど、12月に京都市下京区に複合型商業施設「GOOD NATURE STATION」をオープンすると発表した。

<GOOD NATURE STATION>
GOOD NATURE STATION

長期経営戦略として掲げる、顧客が共感できる商品・サービス・事業を創造する「共感コンテンツ創造」の一環として出店するもの。

健康的で美しくクオリティの高い生活を実現し、循環型社会に寄与するライフスタイル「BIOSTYLE」を提案する。

<1階マーケットイメージ>
マーケット

フロア構成は、1階は高感度なマーケット・レストランゾーン、2階を特別な食体験を提供するプレミアム・ガストロノミーストア、3階は若返りを意味する「リジュビネーション」をテーマに、コスメ、雑貨、カット、ボディーケア、ヘッドスパ、ネイルケアなどを行うサロン、ほっと一息のつけるカフェを設ける。

<3階はコスメ、サロンなど集結>
コスメ、サロン

4階~9階は、天然木を基調とした自然に優しい内装のホテルを展開する。

1階では、マーケットゾーンでは、京阪グループの「ビオ・マルシェ」のオーガニック商品や、地元京都で育まれた健康にも地球にも優しい食品などを販売。

中央のマルシェキッチンでは、素材の力を最大限に引き出す調理法の提案やテイクアウトメニューを提供する。

<1階レストランゾーン>
レストラン

レストランゾーンは、世界潮流の独創的なエッセンスと、日本や京都の文化からの影響を融合したスタイルのカジュアルダイニングを展開し、シェフズキッチン、テーブル席、個室など(約90席)で、幅広い利用シーンに対応する。

<1階にはイートインコーナーも>
イートイン

マーケットゾーンとレストランゾーンの中央には、テイスティングバーやテイクアウトメニュー、自然派ワインを楽しめるイートインコーナーを設置する。

2階は、賑わいあふれる1階のレストランと異なり、特別な食体験を徹底して提供する。懐石に通じる「走り、旬、名残」を表現するとともに、上質な空間を演出。和や洋、中華などをベースに従来のジャンルの枠にしばられない、独創的なラインナップを予定している。

海外や日本の美食家が、その噂を聞いて足を運ぶイタリアンの名店「cainoya」が鹿児島から進出。日本を代表するシェフの一人である塩澤隆由氏の新しい料理が楽しめる。

<4階ホテルロビー>
ホテルロビー

4階のホテルのカフェラウンジは、中庭を望むエリアで「ボタニカル」をテーマにした特徴あるレストランとなっている。

フードからカクテルまで、ビーガンやベジタリアン対応メニューもそろう。

さらに、独自のブランド及び商品を開発する製造小売業(SPA事業)へ参入する。

「美容」分野において、自社の里山で育てた植物の根や葉を用い、水を使わずにエキスを抽出するなどの独自性と競争力を併せ持つ、スキンケアを中心としたコスメを主力商品とする。

シェフがプロデュースしたカレーなどの食に関する製品についても計画している。新施設に加えて、ECを中心に展開し、将来的にはポップアップストアを兼ねた小型店舗での展開も予定している。

3階部分で隣接する高島屋 京都店との接続を行うなど、周辺の商業施設との連携を図りつつ、次世代に残る柱となる事業を育成していく。

同施設では、新しい生活スタイル「GOOD NATURE」を発信し、国際的なグリーンビルディングであることを示すLEED認証、ウェルネスに関する「WELL BuildingStandardR」認証(WELL認証)の取得を進めている。

取得した場合、WELL認証はホテルとして世界初となる。これらの活動を通じてSDGsの達成に貢献し、社会と調和した持続的な成長を目指す。

■GOOD NATURE STATION(グッド ネイチャー ステーション)
所在地:京都市下京区河原町通四条下ル稲荷町
階 数:1F/GOOD NATURE MARKET
2F/GOOD NATURE GASTRONOMY
3F/GOOD NATURE STUDIO
4F~9F/GOOD NATURE HOTEL
延床面積:2万7628m2
客室:4階~9階141室
<周辺地図>
周辺地図

関連記事

店舗 最新記事

一覧

最新ニュース

一覧