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サミット/「ニトリ大田大鳥居店」地下1階に標準店出店

2019年11月27日 16:40 / 店舗

サミットは12月11日、東京都大田区に同区内6店目となる「サミットストア大田大鳥居店」を開店する。

大田区への出店は、2010年の「大森西店」となる。今回の出店は、ニトリ大田大鳥居店の地階への出店となり、近年取り組んでいる店舗レイアウトやライブ感のある作業場の配置、内装、サミCafeなどを最大限導する。

専任の「案内係」を配置して居心地の良い店づくりを実現するとともに、お客に寄り添った接客やサービスを向上させ、地域の人々から「サミットができてよかった。」と言ってもらえる店づくりを目指す。

<出店場所>
出店場所

店舗前には産業道路が南北に通り、店舗南側0.2kmには環状八号線(環八通り)が東西に走っている。環八通りは時間帯によって渋滞があるが、産業道路はスムースに流れている。

商圏内1kmの世帯数・人口は自社平均を上回っているが、1.5km圏内では店舗東に羽田空港、南側には多摩川があることで、自社平均並みの世帯数(5万3039世帯)・人口(10万1487人)となる。

店舗最寄りの駅は、南側0.2kmに京急空港線「大鳥居駅」があり、最寄りのバス停からJR蒲田駅・大森駅への移動もしやすい地域だという。

同店の0.5km圏内の世帯数は7749世帯、人口は1万3808人(2018年住民基本台帳)と自社平均(6341世帯、1万2130人)を上回っているものの、単身世帯が55.4%(自社平均48.7%)と高く、ファミリー世帯の構成比が低くなる。

0.5km圏内の年齢別人口構成は、20~29歳が17.1%と自社平均(11.9%)より高く、50歳以上が38.1%と自社平均(40.5%)よりも低い地域となっている(2018年住民基本台帳)。

青果売場では「フレッシュサラダ&カットフルーツコーナー」において、店内で製造したフレッシュサラダやカットフルーツを販売。若い単身者が多い地域であることから、少量商品やカットサラダ・カットフルーツの小パックのフェースを広げる。

花き売場は自社最大の18尺を確保し、カジュアルフラワーやミニ観葉植物の品ぞろえを充実させる。

鮮魚売場では、「おさかなキッチンコーナー」を作業場一体型の開口タイプで展開し、活気のある売場で鮮度感や品ぞろえの豊富さ、ライブ感を演出する。地域特性に合わせ生鮮魚丸物の品揃えを増やすため、東京湾や神奈川県内の漁港に水揚げされた生鮮魚の販売を実施する。

店内手作りの「煮魚・焼魚」コーナーでは、鮮魚売場で販売している原料を使用したこだわり商品や、夕方に焼魚の焼き立てバラ販売も行う。

平日は「でき立て」「焼き立て」販売をピーク時中心に実施し、週末は家族連れが楽しめる「まぐろ解体販売」「じゃんけん大会」「重量当てクイズ」など、イベント性も打ち出して魅力ある売場を実現する。

精肉売場では、地域特性に合わせて平日は少量商品、週末はファミリー世帯の来店が期待できることから、売場作りを平日と週末で変更する。グリルキッチンコーナーは作業場を売場中央に設置し、全面ガラス張りにすることで、ライブ感・シズル感を演出する。夕方からのでき立て販売を行い、夕食のおかず・おつまみ需要に対応する。

惣菜売場では、売場から作業場内が見えるようにすることでシズル感・ライブ感を演出する。夕方以降の品ぞろえを充実させるとともに、夕方のでき立て販売を強化する。店内製造のレンジアップパスタ各種は、部門を越えて冷総菜売場のケース内で販売していく。

ベーカリー売場は、総菜売場の次の最終コーナーに配置し、売場から作業場内が見えるようにすることでシズル感・ライブ感を演出する。好評の窯焼きピッツァ、店内製造のサンドイッチ、調理パン、スイートドーナツを充実させる。ニトリのお客もゆっくり休めるようにサミCafeにはコイン式のコーヒーマシンを導入する。

出店により、サミットストア店舗数は東京83店、神奈川14店、埼玉14店、千葉5店を合わせて、116店となる。

■店舗概要
所在地:東京都大田区東糀谷2-12-22
TEL:03-5735-3314
建物構造:地下1階・地上5階建て
売場面積:1741m2
バックヤード:952m2
駐車台数:250台※
駐輪台数:445台※ ※ニトリとの共用。
営業時間:9時~23時
年間休日:年2日
年商目標:26億円
従業員数:96.0人 (正社員23.5人、パートタイム・アルバイト社員72.5人)
※パートタイム・アルバイト社員は173時間/月=1人で計算

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