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トライアル/「スーパーセンター田川店」スマートストアに一新

2019年11月27日 16:50 / 店舗

トライアルカンパニーは11月27日、福岡県田川市の「スーパーセンタートライアル田川店」をスマートストアとしてリニューアルオープンした。

<デジタルサイネージを多用(イメージ画像)>
デジタルサイネージを多用(イメージ画像)

トライアル田川店は、地域一番のお買い得、賢い節約、衣食住ワンストップショッピング、スマートな買い物体験、品質と鮮度の追求、安全で安心できる店の5つのポイントを重視し、中食(惣菜)、精肉、ビューティー、家電、雑貨・HF、衣料売場を強化した。その中でも特に「中食(惣菜)」分野を強化し、地域のお客に選ばれるスーパーセンターを目指す。

現在、トライアルを含む参画企業6社と、流通小売業界におけるリテールAI文化の推進を目的として、「リテールAIプラットフォームプロジェクト」を発足している。今回、リニューアルオープンした田川店は、プロジェクトの一環としてスマートレジカート、AIカメラ、サイネージ、電子棚札などを実装したスマートストアとしても機能する。

特に、「セルフレジ機能を搭載したスマートレジカート」の導入により、通常のレジを通さずに素早く会計を済ませることを実現し、レジの待ち時間がないストレスフリーの買い物体験を実現する。

セルフレジ機能を搭載したレジカートは、ショッピングカートにセルフレジ機能を搭載したもの。通常のレジをスルーして、ボタン一つで会計を済ませることができる。売場でスキャンした商品に応じたレコメンド機能によって、新たな購買体験を実現する。

レジ待ち時間を解消するとともに、昨今問題となっている小売業のレジスタッフの人手不足を解消する。

また、「AIカメラ」による陳列商品の欠品感知により、商品の欠品減少、充足率の増加により、お客が必要とする商品が陳列され、欲しいものが買えないといったストレスがない快適な店舗づくりを目指す。

トライアルで実装するAIカメラは、グループ会社のRetail AIが独自で開発した、世界初の小売に特化したAIカメラ。人物カウントや商品認識など小売に特化したAIを搭載している。

AIにより、例えば、飲料コーナーでは、カメラとサイネージを連動させ、ショッピングカートや買い物カゴなどのお客の購買行動に合わせた情報を提供することができるという。

■スーパーセンタートライアル田川店
所在地:福岡県田川市大字伊田4616
アクセス:「下田」駅から徒歩約5分
「田川市立病院」駅から約4分
店舗面積:約4958.67m2
取扱商品:生鮮食品、食品、弁当・惣菜、酒、日用品ほか
営業時間:24時間営業
TEL:0947-46-2237

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