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JR東日本/高輪ゲートウェイ駅に「無人AI決済店舗」1号店

2019年12月03日 16:40 / 店舗

JR東日本スタートアップとサインポストの合弁会社で、無人AI決済店舗の開発を進めるTOUCH TO GO(タッチトゥゴー・TTG)は12月3日、2020年春のダイヤ改正日に開業するJR山手線の新駅「高輪ゲートウェイ駅」構内に、無人AI決済店舗の第1号店となる「TOUCH TO GO」をオープンすると発表した。

<TOUCH TO GO外観>
TOUCH TO GO外観

TOUCH TO GOは、ウォークスルー型の完全キャッシュレス店舗で、カメラなどの情報から入店したお客と手に取った商品をリアルタイムに認識して、決済エリアにお客が立つとタッチパネルに商品と購入金額を表示する。

お客は、商品を持ったら、出口でタッチパネルの表示内容を確認して支払いをするだけで買い物ができる。

<TOUCH TO GOの利用方法>
TOUCH TO GOの利用方法

無人AI決済店舗の開発は、JR東日本グループとサインポストで、これまで2度にわたり、実証実験を行い、実用化に向けて商品認識の精度向上などを進めていた。

TTGはこの1号店を「ラボ」として位置づけ、運用で得たノウハウを、多くの小売業界が抱える労働力不足や、地域店舗の維持など、さまざまな課題解決に向けて展開する。

<入口ゲート>
入口ゲート

店舗面積は約198.35m2で、弁当、惣菜、菓子、飲料等約600種類を販売する。営業時間は6時~24時の予定で、決済方法は交通系電子マネーに対応する。今後、クレジットカード・その他電子マネーなどにも順次、対応する予定だ。

<決済エリア>
決済エリア

■無人AI決済店舗TOUCH TO GO
所在地:高輪ゲートウェイ駅2階改札内
開業:2020年春
営業時間:6時~24時(予定)
店舗面積:約198.35m2
取扱商品:弁当、惣菜、菓子、飲料等約600種類

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