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高輪ゲートウェイ駅/「無人AI決済店舗」「スタバ」コラボ店舗出店

2019年12月03日 16:30 / 店舗

JR東日本は12月3日、2020年春に開業する「高輪ゲートウェイ駅」の概要を発表した。

エキナカ店舗では、TOUCH TO GOによるサービスの向上や人手不足の課題解決を目指した無人AI決済店舗と、スターバックスコーヒージャパンによる新店舗が、駅構内に開業する。

<TOUCH TO GO>
TOUCH TO GO

改札内2階には、無人AI決済店舗「TOUCH TO GO」を常設店として初めて出店する。3階(改札外)には、スターバックスコーヒーが多様化する働き方に対応する新店舗を出店する。

「TOUCH TO GO」は、JR東日本スタートアップと2017年度の「JR東日本スタートアッププログラム」最優秀受賞企業のサインポストにより、無人AI決済店舗の本格的な事業化に向けて、2019年7月に設立した合弁会社が運営する店舗。

大宮駅・赤羽駅における過去2回の実証実験を経て、無人AI決済システムの常設店舗の出店に至った。

商品を手に取るだけでウォークスルーのお買い物ができる無人AI決済技術と、JR東日本グループのノウハウを活用した商品供給により、革新的な購買体験を実現するとともに、人手不足の課題解決を目指す。

営業時間は6時~24時の予定で、弁当、惣菜、菓子、飲料などを販売する。

<TOUCH TO GOの店内>
TOUCH TO GOの店内

また、ビジネスパーソンや駅をご利用になるお客さまをターゲットとした新店舗「スターバックス コーヒー高輪ゲートウェイ駅店(仮称)」が出店する。

JR東日本がスターバックスコーヒーと協業し、さまざまなビジネスシーン・多様化する働き方に対応することを目指す。

Suicaなど交通系電子マネー決済や、スターバックスの公式モバイルアプリから事前に注文決済し、レジに並ばず商品を受け取ることができるサービス「Mobile Order&Pay」の導入のほか、店内にブース型シェアオフィス「STATION BOOTH」を設置する。

STATION BOOTHは、JR東日本が展開する駅ナカシェアオフィス「STATION WORK」におけるブース型シェアオフィス。完全個室のハイセキュリティな空間で、電源・USB・モニタ・アロマなどを完備し、快適に過ごせる。

2019年12月現在、東京駅総武地下4階改札内、新宿駅甲州街道改札内、池袋駅メトロポリタン改札内、立川駅エキュート立川3階の4カ所で展開している。

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