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トライアル/千葉に関東初のスマートストア「長沼店」オープン

2020年07月03日 15:05 / 店舗

トライアルホールディングスは7月3日、関東初のスマートストア「スーパーセンタートライアル長沼店」をオープンした。

<スーパーセンタートライアル長沼店>
スーパーセンタートライアル長沼店

セルフレジ機能を搭載した「スマートショッピングカート」、トライアルグループが独自開発した、世界初の小売に特化した「AIカメラ」などを導入したデジタルを活用したスマートストアとなっている。

<スマートショッピングカート>
スマートショッピングカート

「スマートショッピングカート」は、カートに付属するタブレット端末を操作することで、通常のレジをスルーし、ボタン一つで会計を済ませることで、レジ待ち時間を解消するとともに、小売業のレジスタッフの人手不足を解消に寄与する。売場でスキャンした商品に応じたレコメンド機能、その場で使えるクーポンの表示、新たに同店に導入したモデルには、レシピ機能も追加した。

<AIカメラ>
AIカメラ

「AIカメラ」は、人物カウント、商品認識など小売に特化したAIを搭載しており、商品棚の欠品情報や店内の人の流れをデータ化し分析。同店は688台導入される予定だ。

トライアルでは2021年前半までに、「スマートストア」業態の店舗を福岡・佐賀県内で60店舗まで拡大することを目指す。

トライアル長沼店は、流通小売業界における「情報流通革命」を起こすべくリテールAIの推進を目的として結成されたプロジェクト「リテールAIプラットフォームプロジェクト『リアイル』」の旗艦店となる。

「リアイル」は、流通小売業界へリテールAI の 導入を推進する、店舗・メーカー・卸・物流の垣根を超えたハイブリッドプロジェクト。同店では、トライアルのほか、サントリー酒類、日本アクセス、日本ハム、フクシマガリレイ、ムロオが様々な取り組みを行う。

サントリー酒類は、酒カテゴリー及び併売カテゴリーにおける売上分析、人流データを基にした、スマートショッピングカート・サイネージを活用したスマートかつ楽しい買い物体験とライフスタイルを提供する。

株式会社日本アクセスは、洋日配カテゴリーにおけるクーポンを発行し、スマートショッピングカートのタブレットに表示する、非接触をキーワードとした購買体験を実現する。

日本ハムは、商圏に合わせたライフスタイル提案と顧客の好みにあわせたダイレクトマーケティングを実施。フクシマガリレイは、AI冷蔵ショーケースの設置及びリテールAI技術の外販を担当した。

ムロオは、リテールAI技術を活用したメーカー、小売、卸の共同配送センターを設置した。

■スーパーセンタートライアル長沼店概要
住所:千葉県千葉市稲毛区長沼町71
TEL:043-216-0160
店舗面積:約4809m2
取扱商品:生鮮食品、食品、弁当・惣菜、酒、日用品など
営業時間:24時間営業(年中無休)
※サービスカウンター:9時30分~22時
※カー用品:9時30分~22時
※ドラッグ:9時~23時

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