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資生堂/銀座に旗艦店、VRでバーチャル来店「非接触」サービス充実

2020年07月30日 16:10 / 店舗

資生堂は7月31日、世界88の国と地域で展開している「SHISEIDO」の初のブランド旗艦店「SHISEIDO GLOBAL FLAGSHIP STORE」を創業の地・銀座にオープンする。

<SHISEIDO GLOBAL FLAGSHIP STORE>
SHISEIDO GLOBAL FLAGSHIP STORE

「SHISEIDO GLOBAL FLAGSHIP STORE」は、銀座を訪れる国内外の顧客に対し、ブランドの世界観を発信し、最新のテクノロジーとヒューマンタッチを融合させた美の体験を提供する。

多様化する美へのニーズ、ライフスタイルに対応し、五感を使って自由に楽しく化粧品を試せるデジタルテスター、顧客ニーズに合わせた美容カウンセリング、日本初導入の先端メディテーション体験などがそろう。

ビルの3フロアを使用し、「SHISEIDO」が展開する路面店として世界最大規模の店舗面積となる。スキンケア、メイクアップほかブランドが展開する全商品ラインナップに加え、店舗限定商品も販売する。

新型コロナウイルス感染症の拡大をうけ「非接触型」購買ニーズが増している中、店舗の衛生管理を行うとともに、「非接触型」で実施する美容カウンセリング、商品を自動で試せるオートテスターなど、新しい生活様式に合わせ、顧客が不安なく体験できるコンテンツを取り入れた。

<商品を自動で試せるオートテスター>
商品を自動で試せるオートテスター

セルフ体験を充実させた、非接触による購買体験では、体験結果を記録し、購入したい商品をカートに入れられるリストバンド「S CONNECT」、商品情報をタッチパネル上で調べて比較検討できるデジタルテスターによって、人と接触することなくトライアルから購買まで体験できるフローを可能にした。

<デジタルテスター(スキンケア)>
デジタルテスター

タッチパネルには専用のタッチペンを使用。非接触で試せる美容液とファンデーションのオートテスターも導入している。

レッスン形式の「非接触型」カウンセリングも導入。アプリを活用し、「非接触」でビューティーコンサルタント(以下BC)からスキンケアやメイクの個別アドバイスを受けられる新しいレッスン形式のカウンセリングを展開する。

顧客は、オリジナル動画を見ながら自分で商品を試すセルフ形式、またはBCから説明を受けながら試す形式かを選択できる。受けたレッスンの内容はマイページで確認でき、自宅で復習することが可能となっている。

また、WEBサイト上でまるで店舗に行ったかのような体験ができ、そのままブランドのECサイトで商品の購入ができる「バーチャルストア」も同時にオープン。

VRで店内を回遊し、知りたいコンテンツにカーソルを合わせると、コンテンツの紹介動画を視聴できる。2階で体験できる美容レッスンのコンテンツでは、BCが季節の肌状態に合わせたアドバイス、メイクのテクニックを紹介する動画を見ながら、自宅で実践できる。

動画で使用する商品が表示され、クリックすると、ECサイトに遷移、そのまま購入が可能だ。

■SHISEIDO GLOBAL FLAGSHIP STORE
所在地:東京都中央区銀座3-3-13「阪急阪神銀座ビル」
フロア数:3フロア(建物規模:地上11階、地下1階)

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