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ワタミ/新業態「焼肉の和民」居酒屋120店を転換

2020年10月05日 14:35 / 店舗

ワタミは10月5日、東京都大田区に新業態「焼肉の和民」をオープンした。

<焼肉の和民>
焼肉の和民

新型コロナウイルスの感染拡大の影響により、厳しい状況におかれる外食産業のなかで、新しい生活様式下の外食ニーズの変化に応える新業態への転換が求められている。

同社は、居酒屋業態の看板としてきた居酒屋「和民」全店をはじめ、居酒屋業態店舗から順次「焼肉の和民」に転換していくことで、駅前好立地を強みとした「焼肉の和民」を中心とした焼肉事業を、今後、居酒屋業態にかわる同社の主幹事業と位置づけて展開していく。

現在の居酒屋業態店舗から「焼肉の和民」への転換を加速し、2022年3月期末までに120店舗を出店する予定だ。

<ワタミカルビ>
ワタミカルビ

「焼肉の和民」では、独自開発したオリジナルのブランド和牛「和民和牛」を提供。牛本来の旨味、アミノ酸が豊富に含まれた、低脂肪・低カロリーのヘルシーな和牛だという。

食べ放題のコースは、税別2880円、3480円、4380円と3つ用意。単品メニューの「ワタミカルビ」は、希少部位をこだわり抜いたバランスのタレで味付けた「焼肉の和民」看板メニューと位置付け、390円という低価格で提供する。

フードメニューは全140品、焼肉以外にも、ラーメン、各種サラダ、色とりどりのデザートなど、サイドメニューが充実している。アルコール類などのドリンクメニューも全80種類がそろう。

<特急レーン>
特急レーン

さらに、ニューノーマルを見据えた非接触型飲食店への対応策として、料理配膳 ロボットを導入し、店舗スタッフの一員として配膳&下げ膳を担当する。肉、料理は「特急レーン」に乗って運ばれ、従業員との接触率を減らす。

これらにより、従来の居酒屋業態に比べ80%減の非接触接客を実現し、ホール業務の効率化と同時に新型コロナウイルス感染拡大防止策を徹底する。

最新の排煙・空調設備の導入により、3分に1回、店内の空気の完全入れ替える。

■焼肉の和民 大鳥居駅前店
住所:東京都大田区西糀谷3-37-11 ハイブリッジ21 3階
TEL:03-5737-9701
営業時間:月曜~木曜17時~翌1時
金曜17時~翌5時、土曜11時~翌4時、
日・祝日11時~翌1時、祝前日17時~翌4時
客席数:140席

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