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ユニー/名古屋市に新業態「食の殿堂ユーストア萱場店」

2020年11月24日 16:40 / 店舗

ユニーは12月4日、名古屋市の「ピアゴ ラ フーズドラッグ萱場店」を全面改装し「食の殿堂ユーストア萱場店」としてリニューアルオープンする。

「ユーストア」は2009年まで、当時のユニーの子会社が運営していた食品スーパー。「ピアゴ ラ フーズドラッグ」は、食品スーパーとドラッグストアの融合店舗として、2018年10月に開発した業態。

<食の殿堂ユーストア萱場店の外観イメージ>
ユニー/名古屋市に新業態「食の殿堂ユーストア萱場店」

新業態「食の殿堂ユーストア」は、あえて食料品以外の品を一切置かず、ユニーが強みとする品質・鮮度にこだわった生鮮4品(青果・鮮魚・精肉・惣菜)とドン・キホーテが強みとするグロサリー商品を、徹底的な競合調査に基づいたディスカウント価格で提供する食料品専門店。

コンセプトは、「何でもある」は当たり前。「何かありそう」な期待感のある店舗とした。食料品の売場面積を従来の約1.6倍にあたる直営売場全体に拡大し、アイテム数を従来の約2倍の3万アイテムへ増強することにより、必要な食料品が全てそろう利便性を追求する。

価格設定は、良品質な商品を買い求めやすい価格で提供する「廉価良品」の考えに基づきながら、パート・アルバイトスタッフが地域のお客の代弁者となって、単品価格の精査やスポット商品の仕入れなどを実施する。自由な発想でPOPを作成、展開することなどにより、お客に「何かありそう」な期待感を持ってもらえる店舗を創造する。

店舗は、ナゴヤドームの付近に位置しており、人口密度の高い都市型立地にある。従来の顧客層はシニア層や主婦層が中心だったが、リニューアル後は、ニューファミリーやビジネスパーソン・単身者など、幅広い顧客層が利用できる店舗を目指す。

各カテゴリーの売場面積は、生鮮4品(青果・鮮魚・精肉・惣菜)全体で従来の約1.8倍、一般加工食品・酒・菓子などが約1.3倍~3倍、冷凍食品が約5倍、アイスクリーム・デザート・パンが約2倍に、それぞれ拡大し、地域客のニーズに対応する。

青果売場は、市場から仕入れた新鮮な野菜をお買い得な価格で売り切るコーナーを毎日展開するほか、鮮魚売場は、生魚を特価販売するイベントを毎週土曜日に開催するなど、各売場においてさまざまな企画イベントを定期的に実施する。

このほか、商品仕入・価格設定・陳列・販売に至るまであらゆる権限を委譲されたアルバイト・パートが、商品の特長・鮮度の見分け方・調理のコツなどを分かりやすく記載したPOPを商品に付けるとともに、「私が買うならこの値段!」という大胆な価格設定を行うことなどにより、利便性の追求だけでなく、アミューズメント性も追求した店づくりをする。

■食の殿堂ユーストア萱場店
営業時間:9時~21時
所在地:愛知県名古屋市千種区萱場二丁目16番13号
交通:公共交通機関/地下鉄名城線「ナゴヤドーム前矢田駅」下車徒歩約15分
車/名古屋第二環状自動車道「引山IC」から約20分
売場面積:1236m2(直営部分)
建物構造:地上2階建(直営営業施設は1階部分)
商品構成:食料品、生鮮4品(青果・鮮魚・精肉・惣菜)
駐車台数:65台
駐輪台数:82台

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