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ワタミ/居酒屋を「焼肉の和民」に転換、関西で店舗拡大

2020年12月23日 16:30 / 店舗

ワタミは12月23日、関西地区での「焼肉の和民」の出店状況を発表した。

関西地区では12月18日、大阪市に関西地区の旗艦店舗となる「南海難波駅前店」をグランドオープンしたほか、12月23日には兵庫県川西市に、兵庫県初出店の「川西能勢口駅前店」を出店した。

11月12日に奈良県橿原市に「大和八木南口駅前店」、11月24日に大阪府大東市に「住道北口店」をオープンしており、関西地区の店舗は4店舗となった。2021年1月にも関西地区で店舗展開を推進する計画だという。

<焼肉の和民の店内>
焼肉の和民の店内

新型コロナウイルスの感染拡大で厳しい状況におかれる外食産業のなか、新しい生活様式下の外食ニーズの変化にこたえる新業態への転換が求められている。そこで、外食事業における新たな基幹事業・新ブランドとして、高品質な焼肉をリーズナブルな価格で提供する焼肉業態「焼肉の和民」の展開を始めた。

ワタミでは、居酒屋業態店舗から順次「焼肉の和民」に転換することで、駅前好立地を強みとした「焼肉の和民」を中心とした焼肉事業を居酒屋業態にかわる主幹事業と位置付けて展開する。

「焼肉の和民」は、特急レーンや配膳ロボットを採用してスタッフとの接触を減らし、店内換気を強化することで、感染症対策を高めていることも大きな特徴となっている。

コロナウイルス禍のニューノーマルを見据えた非接触型飲食店への対応策を導入。料理やドリンクといったメニューは「特急レーン」に乗って運ばれる。

また、料理配膳ロボットを導入した。料理配膳ロボットは配膳と下げ膳を担当し、従業員との接触率が減る。これにより、従来の居酒屋業態に比べて接触接客を最大80%削減し、ホール業務の効率化と新型コロナウイルス感染拡大防止策を徹底する。

さらに、最新の排煙・空調設備の導入により、3分に1回、店内の空気の完全入れ替えを行っており、安全安心な環境で食事を楽しめるという。

■関西地区での展開店舗
店舗名:「焼肉の和民」南海難波駅前店(関西地区旗艦店)
開店日:12月18日
所在地:大阪府大阪市中央区難波千日前12-30 難波長和ビル3階
客席数:126席

店舗名:「焼肉の和民」大和八木南口駅前店
開店日:11月12日
住所:奈良県橿原市内膳町1-4-8 内膳町ビル1階
客席数:96席

店舗名:「焼肉の和民」住道北口店
開店日:11月24日
住所:大阪府大東市赤井1-2-10 ポップタウン住道本館ビル1階
客席数:132席

店舗名:「焼肉の和民」川西能勢口駅前店(兵庫県初出店)
開店日:12月23日
住所:兵庫県川西市中央町7-18 ラ・ラ・グランデ7階
客席数:142席

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