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無印良品/イオンモール堺北花田の大型店をリニューアル

2021年02月19日 15:40 / 店舗

無印良品を展開する良品計画は2月27日、大阪市営地下鉄御堂筋線北花田駅に隣接する商業施設「イオンモール堺北花田」内の「無印良品イオンモール堺北花田」をリニューアルオープンする。

<フロア構成>
フロア構成

今回のリニューアルは、店舗中央部のフードコート内に、地域で親しまれ特に取り扱いの要望が多かった食材をそろえて、新しいブースを開設する。

2018年3月のオープン以来、人気コーナーとしてすでに定着している、近海から届く新鮮な魚貝を提供する「鮓」に加えて、「糀」「茶」「蒸」を新設する。

糀では1689年に堺で創業し、今も続く「糀屋雨風(こうじやあめかぜ)」が製造販売する、厳選した国産の減農薬米でつくられた糀を訴求する。

この糀からつくられる味噌・塩糀・甘酒をふんだんにつかった定食を、リーズナブルな価格で提供する。今回の新設に合わせて、オリジナルの柚子味噌キンパも開発した。

茶では、1850年に利休のふるさととして知られる堺で創業、戦後に高石市へ拠点を移しながらも町衆の喫茶文化が花開いた堺で茶寮も営む製茶問屋「つぼ市製茶本舗」が出店。

今回のブースでは、全国の生産地との長年の交流に加え、長く受け継いできた独自の焙煎技術や熟成環境により看板商品となっている「煎茶・利休の詩」や「香り利休ほうじ茶」、それらを使用した抹茶ラテ、ほうじ茶ラテなどのドリンクを種類豊富に用意した。

また、上質なお茶をたっぷり使用した抹茶あんみつや茶団子、そして夏には抹茶ミルク金時のかき氷も提供する。

蒸では、堺の人気餃子専門店で修業した店長が新しく開業する、蒸し料理の専門店「蒸気茶楼蒸’s」を誘致した。情熱とともに蒸し上げる「蒸’s豚まん(ジョーズぶたまん)」が看板商品で、焼売、中華ちまき、小籠包など単品だけでなくセットメニューも用意した。

店舗では「おいしいってなんだ」をコンセプトに、無印良品の標準的な品ぞろえに加え、野菜や肉、魚、惣菜、グロサリーなど、食に関する商品全般を取扱い、目にすることの少なくなった生産加工の過程にある物語を、商品情報とともにお客に届けるという。

なお、営業時間は、コロナウィルス感染拡大防止のため、開業より当面の間は10時~20時とし、フードコートのラストオーダーは19時とする。

■無印良品 イオンモール堺北花田
所在地:大阪府堺市北区東浅香山町4-1-12
イオンモール堺北花田1階
売場面積:無印良品3931.45m2、Cafe&Meal MUJI386.31m2
通常営業時間:10時~21時(フードコートのラストオーダーは20時)

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