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イオン上飯田店跡地/「イオンそよら上飯田」東海初の新都市型SC

2021年04月12日 16:50 / 店舗

イオンリテールは4月12日、名古屋市北区の「イオン上飯田店」跡地に出店計画中の施設の名称を「イオンそよら上飯田」とし、2022年春の開業予定だと発表した。

<イオンそよら上飯田>
イオンそよら上飯田

同計画地は、1973年に「ダイエー上飯田店」として開業し、2015年にイオンリテールに承継された。開店から47年経ち老朽化が進んでいたが、「イオンそよら」として刷新する。

「イオンそよら」は新規出店のほか、経年化した好立地店舗の建て替えや改装時に新たな都市型フォーマットとして展開するSCで、東海エリアでの出店は初めてとなるもの。

立地は、近隣駅である「上飯田駅」からほど近く、名古屋都心部へ約20分でアクセスできる交通利便性が高い住宅地となる。公園や矢田川の河川敷も近く緑豊かな環境、医療機関の充実などからファミリー層から単身者層まで人気があるエリアで、公営・県営住宅地が隣接し、長年居住しているシニア層も多いという。

「イオンそよら上飯田」は「暮らしの利便性を高めるコンパクトなまちの生活拠点」をコンセプトに、コンパクトでありながらワンストップで買物できる「時短での買物」と、野外のテラススペースなどで「時間消費」を楽しめる、住宅地に求められる2つの「時間価値」を提供する。

核店舗のスーパー「イオンスタイル上飯田(仮称)」では、食と健康をテーマに「採れたて地場野菜」「対面鮮魚コーナー」をはじめ、ベーカリー・サラダ・スイーツなどのデリカ商品を豊富に品揃えし「おいしく健康になる」売場を目指す。

<周辺地図>
周辺地図

「イオンそよら」は、2020年3月オープンの「イオンスタイル海老江」の出店に合わせて実施した一般公募により選出された「そら、寄って、楽しんでって!」の呼びかけを由来とした呼称。日常にさわやかなそよ風が吹き込むように、都市に住む人々の生活をもっと楽しく、心地よく過ごすための施設という思いが込められている。

「通う・集う・つながる場」をキーワードに、「都市生活に必要なモノが揃い、日々の暮らしをもっと楽しく便利にする毎日のように自然と通う生活拠点」をコンセプトとしている。スーパー、ドラッグ、カフェ、クリニックなど生活に密着している施設が別々に立地していることの多い都市部において、物販だけでなくサービスも揃えた、日常使いのコンパクトな買物も用事も1カ所で済ませられる場を提供し、都市インフラとして地域の生活を支えたい考えだ。

■イオンそよら上飯田
所在地:愛知県名古屋市北区織部町1-1
敷地面積:約1万5429m2
延床面積:約9163m2
建物構造:鉄骨造、地上2階
駐車台数:307台(平面202台、屋上105台)
核店舗:(仮称)イオンスタイル上飯田
専門店数:10店舗(予定)
着工予定:2021年夏
開店予定:2022年春

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