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イオン北海道/新中計2025年度売上高3800億円目指す、食の新業態開発も

2021年04月12日 16:40 / 経営

イオン北海道は4月12日、WEB説明会を開催し、2021年度~2025年度の新中期経営計画の概要について公開した。

計画最終年度のありたい姿として、「食を基軸に、便利で楽しく、健康な毎日の暮らしをサポートする、北海道のヘルス&ウエルネスを支える企業」を設定。2025年度直営売上高3800億円(うち食品売上高3000億円)、営業利益157億円を目指す。

投資計画は5カ年累計で、店舗投資590億円、物流・ITなどインフラ投資135億円、計725億円を見込む。食品業態の出店・新業態の出店・スクラップ&ビルドとともに、既存店において売場構成の見直しなど店舗活性化・店舗機能の進化、オペレーションの改革を推進。基幹システム強化、物流センターとプロセスセンターの新設、店舗へのデジタルの導入を加速する。

コロナ禍で成長しているEコマースはさらなる拡大を図り、品揃え・店舗受取サービスの強化、ネットスーパーの定期宅配導入などに取り組む。

5カ年の新規出店計画はスーパー7店舗、ディスカウントストア2店舗、新業態10店舗、まいばすけっと50店舗の計69店舗を予定している。

<前方左:青柳英樹社長>
青柳英樹社長

青柳英樹社長は「新業態は、札幌で食中心の店を想定しており、現在、専門チームが研究を進めている。新規出店とともに、合わせてEコマースを最大強化。ネットスーパーの専用商品の拡大、定期宅配、オペレーション効率化、センターの省力・省人化、配送の自社化、北海道ブランドの全国への拡販などにチャレンジする」と説明している。

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