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小田急/下北沢に店主の顔が見える個性派テナント集めた「リロード」

2021年05月17日 16:00 / 店舗

小田急電鉄は6月16日、下北沢駅と東北沢駅の中間にある開発エリア11に商業空間「reload(リロード)」をオープンする。

<リロード>
リロード

小田急小田原線の代々木上原駅から梅ヶ丘駅間の鉄道地下形式による連続立体交差事業(事業者:東京都)・複々線化事業により新たに創出された鉄道跡地約1.7㎞にわたる開発エリア「下北線路街」計画の一環となるもの。

「reload」は、セレクトショップやこだわり食材のカフェなど、店主の顔が見える個性豊かなテナントを迎え、近隣住民、来街者など多くの人と地域、カルチャーをつなぐ新たな施設。施設配置では、従来のビル型商業施設と異なり、全24棟からなる分棟式の建築により、個店が立ち並ぶ路地を巡って楽しめるような構造としている。

<個店が立ち並ぶ路地を巡って楽しめるような構造>
個店が立ち並ぶ路地を巡って楽しめるような構造

地域や住民、来街者の繋がりを生み出せる新たな交流拠点として位置付け、下北線路街の新たなシンボルとなることを目指す。

「reload」という名前には、下北沢の地域に根付いた人、店、文化を大切に守りながらも、新たな文化を創る個性溢れるテナントの誘致、都度表情を変えていくイベントスペースを掛け合わせることで、完成することなく変わり続ける場として新たな歴史を創っていくという意味を込めた。

価格訴求が先行するチェーン店の商業店舗群とは一線を画した、感性を刺激する洗練された「いいもの」が多彩にそろう。

施設エントランス部分と一部区画にイベントスペースを用意し、期間限定店舗の出店、アート展示、イベントなど、訪れる度に変化する姿を楽しめる工夫も施したという。

6月16日時点では、創業100年を超えるアイウェアブランド「MASUNAGA1905」、著名スタイリストが手がけるカレーとアパレルの複合店「SANZOU TOKYO」、写真にフォーカスしたアートギャラリー「GREAT BOOKS」など、全24区画中10区画が開業する。

京都のコーヒーロースター「小川珈琲」の旗艦店「OGAWA COFFEE LABORATORY」が手がける体験型コーヒービーンズストア、理髪店「TAKESHI’S BARBER」、カレーレストランとギャラリーがミックスした「SANZOU TOKYO」、女性向けの一点ものの古着などを扱う「CYAN-vintage&used-」、文房具・雑貨の「DESK LABO」、10種類以上のオリジナルプロテインドリンクとプロテインフードが楽しめるカフェ「FLUX CAFE」などがオープンする。

<6月16日時点では10区画オープン>
10区画

全体の運営はGREENING、設計はジェネラルデザイン一級建築士事務所、ランドスケープデザインはDAISHIZEN(SOLSO)が担う。

■reload
所在地:東京都世田谷区北沢3-19-20
規模・構造:鉄骨造2階建
延床面積:約1889.81m2
建物用途:飲食、物販、サービス、POPUP スペース等
区画:24区画(6月16日時点、10区画オープン)
建築主:小田急電鉄
設計:ジェネラルデザイン一級建築士事務所
ランドスケープデザイン:DAISHIZEN(SOLSO)
施工:三井住友建設
運営:GREENING

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