イオンモール白山／北陸最大級の商業施設7月19日オープン、専門店200店

2021年06月02日 16:50 ／店舗

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イオンは7月19日、石川県白山市横江町に新たな商業施設「イオンモール白山」をグランドオープンする。

＜北陸エリア最大となる約200店舗が集結＞

同モールは、金沢市中心部から南西約7㎞に位置し、市内外からのアクセス性に優れ、北陸3県からの集客も期待できる立地。「地域とともに、地域のために、『かがやきたい』を叶える街を」コンセプトに、北陸エリア最大級となる食のゾーン、話題のトレンドファッション、カルチャー、エンターテインメントまで、幅広い世代に「喜び」、「驚き」、「感動」体験を提供。地域の交流拠点を担う、街のにぎわい拠点を目指す。

基本商圏は、車20分圏内・約17万世帯・約44万人と設定した。コロナ禍終息を見込み、年間800万人の来客を想定している。

＜山本幸男営業統括部長＞

イオンモールCX創造本部の山本幸男営業統括部長は、「石川県出身の辻口博啓氏はじめ有名な5人のシェフによる新業態で上質な食を提案。フードコート・食物販も充実させ、食テナントを約200店舗中約50店舗と、近隣、一般的な商業施設より強化した。コト、食の重視で他店と差別化を図る。白山市内の3校との産学連携協力、新型コロナ対策の換気、イオンスタイルのデジタル買物体験など地域密着かつ顧客利便性の高い施設となっている」と説明した。

北陸初53店舗、石川県初22店舗、北陸エリア最大となる約200店舗が集結。食の部門を強化し、日本を代表する各界のシェフがプロデュースする料理を楽しめる新業態「グランシェフズキッチン」が登場する。地元の人気店が揃うフードホール、三世代ファミリーで利用できるレストラン、フードコートなど食のテナント約50店舗がそろう。

核店舗「イオンスタイル白山」は、「新鮮」で「健康的」で「地域に密着」した商品・サービスを提供。スマホで商品を読み取りながら買物できる「レジゴー」、「AI」カメラを活用した接客、ネット注文品のドライブスルー受け取りなど、新たな買物体験を提案する。

5月31日「イオン御経塚ショッピングセンター」（石川県野々市市）が閉店しており、35店舗のテナントが「イオンモール白山」に移動する。グループの戦略として、「イオンモール白山」へのリプレイスにより、「イオン御経塚ショッピングセンター」では面積の関係で強化できなかったMD、シネマといったエンターテイメントなどを充実させている。

＜商業施設かつ地域の交流拠点目指す＞

■北陸エリア最大級のグルメゾーンが誕生

日本を代表するシェフがプロデュースするレストラン「グランシェフズキッチン」は、地元の食材を活用し、「ここでしか召し上がれない特別なメニューをキッチンカウンターで愉しむ」をコンセプトに、日本を代表する5人のシェフがプロデュース。辻口博啓氏（スイーツ）、坂井宏行氏（フレンチ）、奥田政行氏（イタリアン）、笠原将弘氏（和食）、魏賢耀氏（中華）がプロデュースする。

また店内には、国際ビジネス学院スーパースイーツ製菓専門学校の学生が運営する「学生のパン屋さん」もオープンする。

1階の「フードホールLOKU」は、地元金沢の人気レストランを運営する6社が結集し、手掛ける新業態。スペイン、イタリアン、ステーキ、中華、和食、スイーツ、アルコールなど17種類のメニューを展開。高さ9mを誇る吹き抜けの大空間に「やまびこ横丁」、「焚き火ストリート」、「天空マルシェ」、「ニジイロファクトリー」の4つのエリアで構成されている。

2階のレストラン「フードストリート」は、北陸初出店6店舗、県内初出店4店舗を含む、和洋中バラエティ豊かな14店舗がそろう。

＜フードストリート＞

和食では、能登門前米を使用し、釜土炊きごはんにこだわる和定食専門店「穂のしずく」、名古屋の老舗うなぎ問屋が提供する評判の「うなぎの中庄」も北陸初出店。寿司では、北陸の海の幸を手ごろな価格で提供する「もりもり寿し」がオープンする。

イタリアンでは、小皿料理のタパスを豊富に展開する「イタリアンキッチンバンサン」が県内初出店する。旨味たっぷりのハンバーグを一つ一つ丁寧に手ごねし、専用の鉄板で提供するハンバーグ専門店「グリル蔵敷」が北陸初出店する。

金沢市で創業90年以上を誇る金澤やまぎし養蜂場が手掛ける「はちみつとチーズ」をコンセプトにしたカフェの新業態「みつばちかふぇ＆キッチン」がオープンする。

また、3階のフードコート「フードフォレスト」は、1000席の客席を備え、14店舗が集結した。

＜フードフォレスト＞

麺類では、店内仕込みのつるつるもちもちした自家製麺と無添加だしが人気のうどん専門店「伊吹や製麺」が北陸初出店。豚骨スープと和風だしを黄金比でブレンドした和風とんこつラーメンが話題の「らうめん侍」が出店する。

金沢・白山市内で焼肉店を展開するSperanzaの新業態、肉丼専門店「牛と米」、鮮度にこだわった海鮮や野菜を独自の手法で揚げ、ヘルシーな天ぷらを提供する「天ぷら喜久や」、世界各地にある多種多様なチーズを肉やパスタにたっぷりとかけて楽しむチーズ料理専門店「ラニーチーズHUT」もオープンする。

■1階に食物販ゾーン「白山マルシェ」

1階の食物販ゾーン「白山マルシェ」は、イオンスタイルの食品ゾーンと隣接し、地元の食材を扱う生鮮三品や話題のグロッサリー、洋菓子まで、12店舗が展開する。

＜食物販ゾーン「白山マルシェ」＞

創業80年、地元人気鮮魚店「大口水産」が出店する。国産ブランド牛を中心とした品質の良い精肉を届ける「肉匠かみむら」が北陸初出店する。その他、野菜や果物を独自のルートで仕入れ、徹底的に鮮度にこだわった商品を提供する「サンフレッシュ（仮称）」が北陸初出店予定だ。

ベーカリーでは、マジカルチョコリングが話題の「ハートブレッドアンティーク」、フランス産の発酵バターをたっぷり使用し、ふんわりサクサクのアップルパイを提供する「DOLCE＆MARCO」がともに北陸初出店する。

スイーツは、白山市の老舗和菓子店（田中屋、圓八、雅風堂）が共同で展開する新業態「SHIRAYAMA　SWEET　FACTORY」がオープンする。

■書籍、シネマ「トキ」を感じるテナント

木目調のモダンな空間で書籍を楽しんだり、スポーツをテーマにした最新の体験型アミューズメント施設で遊んだり、シネマでゆったりとした時間を過ごすなど、「トキ」を感じるテナントもそろう。

1階に、県内初出店となる書店とカフェが融合した「TSUTAYA BOOKSTORE」が約1800m2の大きさで登場する。店内に併設される「スターバックスコーヒー」でくつろぎながら、書籍やカフェを楽しむことができる。店内にはキッズスペースを設け、北陸最大級となる約2万冊の児童書を用意した。

＜TSUTAYA BOOKSTORE＞

3階には、カプコンが提案するスポーツとエンターテインメントを融合した新業態の体験型アミューズメント施設「MIRAINO」が出店する。大型フィジカルアクティブゾーン「Crezy BAnet」では、10mの高さを誇るクライミングウォール、初心者でも楽しめるレクレーショントランポリンなど大型遊具を設置する。カプコンのオリジナルVRを楽しめる「VR-X」、e-sportsの大会が開催される「CAPCOM e-sports club」などが楽しめる。

＜10スクリーンのイオンシネマ＞

同じく3階に、10スクリーン、1118席を持つ「イオンシネマ」がオープンする。リクライニングシートや、こだわりのサウンドで楽しむグランシアターを完備。防疫対策として全スクリーンにシネマ専用・大型空調用ウイルス対策システム「トレイン・トリプルエアシールド」を採用している。

■ユニクロ、GU合わせて約3800m2の大型店も

1階は、「ユニクロ」と「ジーユー」が隣接し、合わせて約3800m2の大型店として2021年秋出店する。2階には、野球やサッカーなどのスポーツ用品から、ウエアやアウトドアまで豊富に展開する「スーパースポーツゼビオ」、家電・おもちゃの専門店「ジョーシン」がオープンする。

アメリカンプレッピーにツイストを利かせたデザインをフューチャーし、クールなスタイルを発信しつづける「トミーヒルフィガー」が県内初出店。「ラコステ」、「チャオパニックティピー」、カフェ併設の「niko and…」、「ベイフロー」、「フライングタイガーコペンハーゲン」、「アフタヌーンティー・ホーム＆リビング」も出店する。

■イオンモール白山
所在地：石川県白山市横江町土地区画整理事業施行地区内１街区
TEL：イオンモール白山、イオンスタイル白山ともに未定
核店舗：イオンスタイル白山
サブ核店舖：ユニクロ、ジーユー、TSUTAYA BOOKSTORE、スーパースポーツゼビオ、
ジョーシン、MIRAINO、イオンシネマ
専門店：約200店舖
敷地面積：約17万5000m2
延床面積：約11万m2
総賃貸面積：約7万4000m2
建物構造：鉄骨造地上3階建
駐車台数：約3800台
駐輪台数：約280台
設計・施工：鹿島建設
開店日：7月19日グランドオープン
営業時間：専門店 10時～21時
レストラン 11時～22時
シネマ 10時～24時
イオンスタイル白山 1階 8時～22時
2階・3階 9時～21時
※一部営業時間が異なる売場あり。
休業日：年中無休
従業員数：施設全体約2500人（内、イオンスタイル白山約450人）
基本商圏：車20分圏内・約17万世帯・約44万人
https://hakusan.aeonmall.com/