流通ニュースは、流通全般の最新ニュースを発信しています。





イオンスタイル白山/レジゴー・AIカメラ石川県初導入、地元商品も充実

2021年06月02日 16:40 / 店舗

イオンリテールは7月19日、「イオンモール白山」(石川県白山市)の核店舗として「イオンスタイル白山」をグランドオープンする。

<イオンスタイル白山>
イオンスタイル白山

白山市は、金沢市のベッドタウンとして人気が高く、子育て支援も充実していることもあり、30~40代ファミリーが多いという。同店は、こうした地域の特徴に対応した商品やサービスを提供する。レジ待ちせず顧客が自分で会計できる「レジゴー」、接客を必要としている顧客をAIカメラで感知するシステムを石川県初導入し、DXを推進した店舗となる。

「レジゴー」は、貸出端末や携帯アプリを使って買物をしながら商品を読み取り、専用レジで会計することで「レジ待ち時間」を減らす。

<レジゴーでレジ待ち時間削減>
レジゴーでレジ待ち時間削減

読み取った商品名や合計金額を画面で確認できることで、買い忘れチェックにも役立つという。

専用レジの会計パネルには、非接触で反応するセンサーを取り付け、画面に指を近づけるだけでボタン操作が可能。4月から配信を開始した「レジゴーアプリ」とあわせて、さらなる非対面・非接触を実現している。

<店内カメラを通じてAIが映像を分析、接客サポート>
店内カメラを通じてAIが映像を分析

「AIカメラ」は、店内カメラを通じてAIが映像を分析し、ベビーカー、ランドセルなどの購入を検討している顧客を判断、従業員へ通知することで、近くに居ない場合でも待たせずに接客することを目指す。

「AIカメラ」が映像データを分析することで、顧客の立ち寄り時間の長さ・動線、手を伸ばす頻度が高い商品棚などを可視化し、売場レイアウトの変更や地域のニーズにより合った商品の充実につなげたい考え。

<受け取りに便利な専用レーンを設置>
受け取りに便利な専用レーンを設置

また、石川県4店舗目となる「イオンネットスーパー」では、ネットで注文した商品を車に乗ったまま受け取れる「ドライブピックアップ!」に県内のイオンで初めて、受け取りに便利な専用レーンを設置する予定だ。

ネットスーパーは、生鮮食品・日用品など約2万点について、白山市、金沢市、野々市市など近隣地域への配送を実施する。宅配便を活用し、石川県全域と県外の一部地域をカバーする広域配送も行う。

北陸の鮮魚・金沢の人気店の菓子がそろう

店内は北陸のイオン最大級の鮮魚コーナーを設置。「金沢港」や加賀の「橋立漁港」で水揚げされた鮮魚を提供するとともに、本マグロを使った「魚屋の鮨」では鮮度の高い地魚も手軽に味わえる。

<北陸のイオン最大級の鮮魚コーナーを設置>
北陸のイオン最大級の鮮魚コーナーを設置

野菜売場では出荷から24時間以内に店頭に並ぶ「とうもろこし」「今朝採れ野菜」など、鮮度にこだわった商品を展開するほか、「県立翠星高校」の学生が育てた「加賀野菜」や「サラダ菜」などを販売し、新鮮な地物を提供する。

健康志向に対応した商品として、イオンPB「トップバリュ」から「大豆を使ったハンバーグ」「豆乳ヨーグルト」も登場する。

金沢生まれの釜焼きピザ工房「森山ナポリ」、能登町に本店を構える「マルガージェラート」など、地域に親しまれている商品も販売。銘店コーナーでは、「烏鶏庵」「柴舟小出」「中田屋」「金澤福うさぎ」など、金沢の人気店のお菓子を取り扱う。

「キッズリパブリック」では「コンビ」のコーナーや石川県初展開のノルウェー発ブランド「ストッケ」のハイチェアなど、ベビー用品の品揃えを充実させる。

「スポーツウェアの快適性を日常に」をコンセプトにした売場「スポージアム」も北陸最大級の品揃えで展開する。

コスメの「グラムビューティーク」では「イヴロシェ」「ヴェレダ」「ハウスオブローゼ」などのボタニカルコスメを扱う。「イオン薬局」では処方せんの調剤予約サービスも実施する。

■イオンスタイル白山
所在地:石川県白山市横江町土地区画整理事業施工地区内1 街区
商業施設面積:直営計1万3192m2
駐車台数:約3800台(イオンモール白山共用)
営業時間:1階 食品・化粧品・薬 8時~22時
1階 調剤薬局 9時~21時
2階 衣料品 9時~21時
3階 暮らしの品・キッズ 9時~21時
※一部売場により異なる場合あり。
休業日:年中無休

関連記事

店舗 最新記事

一覧

最新ニュース

一覧