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三越伊勢丹/渋谷リアルゲイト本社で「移動型コンシェルジュショップ」

2021年07月05日 15:40 / 店舗

三越伊勢丹と三井物産は7月5日~9日、三越伊勢丹の実店舗をモビリティサイズにした専用の移動型ショップで、オフィスやマンションなどを訪問するサービスの実証実験を、クリエイティブオフィスを企画運営するリアルゲイトの本社で実施する。

<移動型コンシェルジュショップを実験>
移動型コンシェルジュショップ

同実証実験は、三井物産と博報堂が取り組む、渋谷の街をより良くする生活者共創まちづくりプロジェクト「shibuya good pass(渋谷グッドパス)」のパートナー企業としてリアルゲイトが運営する新しい働き方に寄り添うオフィスサービス「good place(グッドプレイス)」と連動。オフィスワーカー向けのサステナブルな購買体験とライススタイル提案のサービス「good place shopping by 三越伊勢丹」を実施する。対象顧客は、「リアルゲイト本社」「POTAL POINT HARAJUKU」に入居している企業限定となる。

具体的には、完全予約制で即時買取を行う、買取・引取サービス「i’m green」、三越伊勢丹リモートショッピングアプリを活用したコーディネート提案「コンシェルジュサービス」を提供する。

<事前の要望に合わせてモビリティ内に商品を用意>
事前の要望に合わせてモビリティ内に商品を用意

「コンシェルジュサービス」では、完全予約制で、事前の要望に合わせてモビリティ内に商品を用意し、試着やコーディネートの相談ができる。リモートで店頭のスタイリストとつなぐことで比較検討も可能。最後にまとめてアプリで決済ができるため、その場で持ち帰れる。

長期化するコロナ禍に伴い、企業のテレワーク導入が進むなど、世の中の働き方が大きく変わる中で、働く場所における役割もこれからは変化が求められている。また、育児、介護などで来店できない顧客のさまざまな悩みやニーズにも対応するもの。

<Sociable Cart>
Sociable Cart

実験には、新たな移動体験の提供を目的とする自動運転車両Sociable Cart(ソーシャブルカート)「SC-1」を採用。ソニーのエンターテインメント映像技術とヤマハ発動機の自動運転技術を融合させたモデルで、人の視覚能力を超えるイメージセンサーを搭載し、全ての方向にフォーカスが合わされた映像で周囲の環境を把握できる。

今回の実証実験においては、ソニーの映像技術を利用した三越伊勢丹の接客サービスを提供予定だ。

■good place shopping by 三越伊勢丹
会期:7月5日~9日10時~18時
※初日、最終日は開催時間が短縮になる場合あり
場所:リアルゲイト本社ビル(東京都渋谷区)
対象顧客:「リアルゲイト本社」「POTAL POINT HARAJUKU」に入居している企業限定

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