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神戸阪急/約20年ぶりの全館改装「Hankyu Mode Kobe」など新設

2022年05月13日 16:30 / 店舗

阪急阪神百貨店は5月12日、「神戸阪急」に約80億円を投じて、全館営業面積の約90%をリモデルすると発表した。約20年ぶりとなる全館改装で、本館1~9階と新館1~8階を2023年秋頃までを目途にリニューアルする。

<神戸阪急>
神戸阪急

ストアコンセプトは、「神戸を愛し、神戸に愛される With KOBE 百貨店」で、「神戸阪急ではない、神戸の阪急になるのだ」をメッセージに掲げ、地元神戸のお客と素敵な神戸暮らしを共創する百貨店を目指す。三宮地区は、2022年度から神戸市の再整備事業がスタートする予定で、この動きにも合わせて改装を進める。

2022年度上半期の施策として、8月に新館1階~3階にモードの新しいメゾン「Hankyu Mode Kobe」が誕生する。異なる要素をミックスし1つにすることで生まれる新しいモードな体験により、心躍る豊かな日常を提供する、約2500m2の売場をオープンする。本館とは独立した環境で、ファッションだけでなく、インテリア、カフェなど、「モード」を暮らしのアクセントとして取り入れる神戸流モードライフを提案する。

なお、モードに先駆けて、6月下旬から順次、ラグジュアリーブランドが新館インターナショナルブティックスとして、1階フラワーロード側に4ブランドが先行オープンする。同時に、外観も刷新する。

<新館1階外観>
新館1階外観

8月31日にオープンする「Hankyu Mode Kobe」の新館1階デザイナーズ1(メンズ&レディース)は、最先端ファッションとカルチャーの融合で、「五感を刺激する」サードプレイスを提供する。人気のカフェも併設するエントランス&コミュニケーションフロアとなる。3ブランドが出店する予定だ。

<新館1階デザイナーズ1>
新館1階デザイナーズ1

新館2階デザイナーズ2(メンズ&レディース)は、「モード&エレガンスのマリアージュ」を追求するフロア。モードな生き方をする神戸人が、そこに身をゆだねることが心地よいと感じる、「美」と「高い文化性」に富んだフロアで、神戸初3ブランドを含む15ブランドを展開する計画だ。

<新館2階デザイナーズ2>
新館2階デザイナーズ2

新館3階クリエイターズ(メンズ&レディース)は、いつ来ても新たな発見・発掘があり、高感度な神戸人とともに創りあげる、ミックス感と意外性にあふれたフロアを展開。神戸初3ブランドを含む15ブランドを誘致する予定だ。

<新館3階クリエイターズ>
新館3階クリエイターズ

同日には、本館2階~4階に神戸地区最大級「KOBE HANKYU BEAUTY WORLD」をオープンする。発見する新しい出会いを毎日楽しむ、「憧れ」と「楽しさ」で神戸地区No.1を目指すビューティーワールドを合計約1700m2の規模で展開する。

本館2階ラグジュアリービューティーは、「KOBE HANKYU BEAUTY WORLD」のコアとなるフロアとなる。プレミアムキャビンやWEBカウンセリング、バーチャルメイク、非接触型測定など、新しいビューティー体験が可能となる。本館1階からの移設に新規5ブランドを加えた30ブランドで、憧れを実現する。また、ブランドを超えて、店頭およびデジタルで旬のイベントやライブ配信を行う「ビューティーステーション」も新設する。

<本館2階ラグジュアリービューティー>
本館2階ラグジュアリービューティー

本館3階ライフスタイルビューティーは、リラックスタイムに欠かせない国内外の最新バス&ボディコスメなど、使い心地もよく毎日が楽しくなるようなライフスタイルビューティーを7ブランドで提案する。

<本館3階ライフスタイルビューティー>
本館3階ライフスタイルビューティー

本館4階ビューティーサロンでは、ネイル、アイラッシュ、アイブロウ、シェービングなど専門性の高いサロン体験メニューや最新の美容機器と先端スキンケアのカウンセリング、施術体験など、新たに3ブランドを加えた総勢8ブランドのビューティーサロンを展開。お客の「もっときれいになりたい」を叶える。

さらに、8月31日には、婦人服飾雑貨もアップデートし、本館2階の婦人靴とハンドバッグ売場が3階に移設オープンするほか、本館4階の婦人肌着売場がリニューアルする。そのほか、4月27日には、上質な眠りと癒しを提案するフロアとして、新館7階・8階に「Relax&Reset」を先行オープンしている。

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