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ニトリ/島忠3店舗閉店、3店舗をニトリに業態転換、店舗改装推進

2022年07月04日 14:30 / 店舗

ニトリホールディングスは7月1日、2021年1月に子会社化した島忠との経営統合の進捗状況を発表した。

現在、ニトリグループの商品開発力を生かしホームセンター商品のプライベートブランド(PB)化を推進し、粗利益率の改善を進めている。ティッシュペーパー、ペット用品、園芸用品、使い捨て手袋、芳香剤・消臭剤、集成材などのPB化を実施した。PB化した商品は、順次、店頭で販売を開始し、計画に対して順調に推移している。

<須藤副社長>
須藤副社長

店舗の統廃合について、ニトリHD取締役執行役員副社長で島忠代表取締役会長を兼務する須藤文弘氏は、「子会社化後、不採算店舗の削減を行い、3店舗を閉店し、3店舗をニトリに業態転換した。ニトリと島忠が向き合って立地する店舗もあるが、ホームセンターとニトリのすみ分けはできている。そのため、閉店は一巡している。今後、開店後20年以上経過している島忠店舗が18店舗あり、この改装を計画している」と説明した。

4月5日から、ニトリと島忠のポイント統合を実施。島忠の全店舗とECサイト「シマホネット」において、ニトリポイントの付与・利用を開始した。6月15日からは、ポイント付与率の見直しを実施し、ホームセンター商品のポイント付与率を税抜200円に付き1ポイント(0.5%)から、税抜100円に付き1ポイント(1.0%)に改定している。

なお、2023年3月期第1四半期の島忠事業の売上高は311億3900万円(17.5%減)、営業利益9億8300万円(38.8%減)だった。

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