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赤坂七丁目2番地区/第一種市街地再開発事業で市街地再開発組合設立

2022年07月25日 15:40 / 店舗

日鉄興和不動産、野村不動産は7月25日、「赤坂七丁目2番地区第一種市街地再開発事業」が、6月24日に市街地再開発組合の設立について東京都知事の認可を受けたと発表した。また、7月22日に組合設立総会が開催され、参加組合員として事業に参画するという。

<プロジェクトの配置図>
プロジェクトの配置図

プロジェクトは、東京メトロ銀座線・半蔵門線及び都営大江戸線「青山一丁目」駅から徒歩6分、高橋是清翁記念公園に隣接する約1.2haの区域となる。プロジェクトでは、地域全体の共通課題を解決するとともに、都市基盤の整備に合わせて、多様なライフスタイルに対応した居住機能、オフィス機能やプロジェクト周辺地区に不足している生活利便施設などの導入を図る。

再開発エリアには、旧耐震基準で建設された3棟の区分所有マンションが存在し、現行法規のもと個別でのマンション建替えでは居住者の生活再建が困難な状況で老朽化が進んでいる。また、独立家屋においても土地の有効利用に課題があった。そこで、これらの課題を住民等が中心となり地域全体で解決を目指す、特徴的なプロジェクトとなっている。また、狭隘な道路に囲まれ道路基盤がぜい弱なため、老朽マンション等の建築物の更新にあわせ、地区内の道路を拡幅整備し、防災機能の強化を図る。

さらに、周辺は高低差があり、安全で快適な歩行者ネットワークの形成と、周辺地区へのアクセスのしやすさや地区内の回遊性を高めるため、歩道状空地と併せ、広場や建築物、周辺の道路をつなぐバリアフリーに配慮した明るく開放的な歩行者通路の整備を図る。プロジェクト西側の青山エリアと東側の赤坂エリアを有機的に結ぶことに寄与するという。

■プロジェクト概要
名称:赤坂七丁目2番地区第一種市街地再開発事業
施行者:赤坂七丁目2番地区市街地再開発組合
所在地:東京都港区赤坂七丁目2番28号他(地番)
施行区域面積:約1.2ha
建築面積:約5200m2
延べ床面積:約9万250m2
建物用途:住宅、事務所、店舗
総戸数:約640戸 ※地権者住戸含む
構造規模:地下1階/地上46階・約157m
参加組合員:日鉄興和不動産、野村不動産
特定業務代行者:清水建設

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