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イオンスタイル新豊川/東三河エリア最大級の食・ベビー売場を展開

2023年02月06日 16:00 / 店舗

イオンリテールは4月4日、愛知県豊川市に「イオンスタイル新豊川」をグランドオープンする。同日開業する「イオンモール豊川」(愛知県豊川市)の核店舗となる。

愛知県の南東部、北には本宮山、南には三河湾と自然豊かな環境であるほか、豊川稲荷や御油(ごゆ)の松並木など歴史的建造物も多く、自然と歴史文化が共存するエリアに立地している。

豊川市は東三河地域において、豊橋市に次ぎ人口が多く、かつ唯一人口が増加している都市だという。30代~40代の人口構成比が高く、3世代で住む世帯が多いことから、子育て世帯を応援する商品・サービス、鮮度の高い商品、地場商品の展開、地元企業・NPO団体と連携した取り組みなどを通じて、地域のくらしに寄り添った店づくりを目指す。

<石河東海カンパニー支社長>
石河東海カンパニー支社長

イオンリテールの石河 康明 執行役員 東海カンパニー支社長は、2月6日開催されたイオンモール豊川の概要説明会で、「イオンリテールでは愛知県34店舗目の出店で、衣食住のフルラインアップ、当社の最新のDX施策、売り場などを取り入れた。子育て世代を応援する食、キッズリパブリックの子ども用品を強化している」と述べた。

<東三河エリア最大級の食品売場>
東三河エリア最大級の食品売場

新店舗では、「自慢したくなる街 自慢したくなるお店 『新しい自分』きっと見つかる」を店舗コンセプトに、「心」「親」「新」の3つの「しん」を提供する。

「心」では、高鮮度の商品、地場商品を取りそろえた地域最大級の食品売場、暮らしの必需品をトータルコーディネートする「ホームコーディ」、カジュアルからビジネス・フォーマルまでさまざまなシーンを提供するファッション売り場、美と健康を支える最大級の「ヘルス&ビューティーケア」売り場を取りそろえた。

「親」は、地域の子育てママ・パパの声を取り入れ地域最大級のベビー用品売場を構える「キッズリパブリック」を導入。「新」は、OMO(ネットとリアルの融合)で注文、受け取りをシームレスに連携。「デジタルサイネージ」を活用し、商品のこだわりを伝える新しいプロモーション、AIによる勤務計画作成や情報共有ツールで従業員の働き方も「スマート化」を取り入れる。

ネットスーパーも導入し、4月11日注文受付開始予定だ。

店内のピックアップカウンターが総合窓口となり、ネットスーパー注文品のほか、ECサイト「イオンスタイルオンライン」の注文品、そのほか予約商品の受け取りと、即日便の受付に対応。「イオンスタイルオンライン」の注文品などもロッカーで受け取れる。

地元商品など豊富な地域最大級の食品売り場

東三河エリアの伝統的な食文化を取り入れた総菜や、地場の生鮮品、地酒など地域産にこだわった商品をはじめ、愛知・三重県内の漁港から届く産直鮮魚、全国各地の旬の鮮魚、オーガニックや健康にこだわった商品を豊富に展開する。

豊川市は、いなりずし発祥の地の一つともされており、イオンオリジナルのいなりずしを開発して展開するほか、定番のいなりずしに加えて、黒糖いなりずし、わさびいなりずしを販売する。

冷凍食品は約850アイテムを取り扱う。

田原発祥「かつさとカツ丼の具」、うま屋名物「チャーハン」、山本屋本店「味噌煮込みうどん」、世界の山ちゃん「幻の手羽先」など自宅で外食有名店の味を楽しめる商品を導入する。イオンリテールは昨年冷凍食品専門業態「@フローズン」を開始しており、同業態の商品で東三河地域に好まれそうなものも取り入れたという。

イオン最大級で展開する鮮魚対面コーナーでは、地元愛知の漁港(一色、幡豆、形原漁港)で販売当日に水揚げされた鮮魚を「朝獲れ鮮魚」として販売。農産売場では、「とよかわブランド」認定の大葉、ハーブ、ミニトマト、トマト、いちごを展開する。

「とみかわや」の和菓子や「ボンとらや」(豊橋市)の和洋菓子、「寺部食品」(豊川市)の愛知県産有機大豆を使用した豆腐(数量限定)、西尾抹茶を使用したカップ飲料「薫る抹茶あずき」(数量限定)、「ヤマサのちくわ」(豊橋市)など、東三河エリアにある 企業の商品も多数取りそろえる。

対面方式で量り売りの総菜を提供する「リワードキッチン」では、「がんばった自分へのご褒美に、ちょっぴりぜいたくなごちそうをお手軽に」をコンセプトに、「とよかわブランド」として認定されたJAひまわりのトマトを使用した、「カプレーゼ~バジルの香り」や、「生ハムとトマトの華やかなイタリアンサラダ」などの冷総菜に加え、店内で焼き上げた キッシュや、「まんまるハンバーグ」などの温総菜を展開する。

イオンの花専門店「ルポゼ・フルール」も導入。 近年、テレワークなどの増加により自宅に花やグリーンを飾りたい人が増えている。全国屈指のバラの産地である豊川の特性を生かし、豊川ブランドにも認定されている「豊川ばら」を1本から、鉢花を自家需要からギフト対応まで幅広く提案する。

地域最大級のベビー用品売り場も

<地域の声に対応したキッズリパブリック>
キッズリパブリック

イオンのベビー・キッズ専門店「キッズリパブリック」は、マタニティ、ベビー用品から小学校卒業までに特化した品ぞろえとサービスで、子育てをサポート。地域の声をもとに、地域最大級のベビー用品を設置する。

子どもを連れての散歩や車での外出に適した場所が多いことから、ベビーカーやチャイルドシートを、国内から海外ブランドまで幅広く用意する。イオンリテールでは初導入となるCybexチャイルドシート・ジュニアシートを用意し、人気海外ブランドの品ぞろえを充実させる予定だ。

そのほか、寝具・インテリアなどくらしの必需品をトータルコーディネートする「ホームコーディ」では、ウエアラブル端末やIOT家電などを体験できる「スマートライフコーナー」も展開する。

子育て世代に向け、調理の時短におすすめの電気圧力鍋や自動調理器、炊事・洗濯の時短におすすめの食器洗い乾燥機や洗濯乾燥機、掃除の時短に最適なロボット掃除機やスティッククリーナーなど、 毎日の家事や炊事に役立つ家電を強化する。

イオンリテールのスポーツ衣料ブランド「スポージアム」と、グループで靴販売を担うジーフットが展開する「アスビー」のスポーツ・アウトドアシューズが隣接した売場、レディースファッション、メンズカジュアルなどアパレルも幅広くそろう。

ヘルス&ビューティーケアの「グラムビューティーク」は、「ロムアンド」など韓国コスメ、「キャンメイク」といったプチプラコスメなど若い世代に向け、毎日通いたくなる売り場づくりを目指す。

ダウンロード数850万の美容クチコミアプリ「LIPS」とコラボレーションした売場を毎月さまざまなテーマで展開する。

イオン薬局新豊川店は、近隣のクリニック・病院をはじめ、全国の医療 機関の処方せんを受け付ける年中無休の薬局。東海エリア初のお薬受取ロッカーを設置し、処方せんの受付時にロッカー受取を選択すると、営業時間内の好きな時間に受け取れる。

また、医師が処方した薬を自宅まで届ける「調剤おくすり即日便」も開始する。

■イオンスタイル新豊川
所在地:愛知県豊川市白鳥町兎足1-16(イオンモール豊川内)
オープン日:2023年4月4日グランドオープン
売場面積:約1万1300m2
駐車台数:約3000台(イオンモール豊川 共有)
営業時間:1階 食品売場 8時~22時
イオン薬局 9時~20時
その他 9時~22時
2階 ファッション 10時~21時
3階 ホームコーディ 10時~21時
キッズリパブリック 10時~21時
※一部売場により営業時間が異なる場合あり
休業日:年中無休

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