東武百貨店は今春、池袋本店(東京都豊島区)の6階リビングフロアをリニューアルする。
<リビングフロアをリニューアル>

同フロアは、昨年11月13日にニトリ東武池袋店が閉店。今回のリニューアルで、プチプラアイテムから、百貨店らしい上質な商品、コンサルティングサービスまで提供するフロアに一新する。
上質な「眠りとくらし」「いやしとくつろぎ」をテーマにした2つのゾーンを拡大した。エアウィーヴ、テンピュールといった上質な眠りを提案するブランドの売り場を拡充。体に合った枕も選べるコーナーもあり、ギフト需要にも対応できる。
<テンピュール>

2月22日には、大創産業の「DAISO(ダイソー)」、「Standard Products by DAISO(スタンダードプロダクツ バイ ダイソー)」、「THREEPPY(スリーピー)」3ブランド複合の旗艦店を導入した。
<大創産業の3ブランド複合旗艦店>

3ブランド複合店としては、百貨店初出店。店舗面積は合計で約2400m2と都内最大級となる。
日用品からコスメ、推し活グッズまでそろうDAISO、300円から品質や産地にこだわったStandard Products、くすみカラーのかわいい商品を300円中心に販売するTHREEPPYは、合計5万4400種の商品を取り扱う。
<推し活グッズまでそろうDAISO>

東武百貨店は「売り場面積が約8万2000m2ある池袋本店だからこそ、大規模な大創産業の3ブランド複合店を導入できた。富裕層は上質なこだわり商品を選択するとともに、日用品・消耗品はプチプラで済ませるなど使い分けしている。コロナ禍でイエナカの充実、健康への関心が高まっている。改装で、若い世代からシニア層まで、池袋近隣、沿線の幅広いお客様を取り込みたい」としている。
<若いファミリーにも人気のTHREEPPY>

3月1日に、介護施設紹介サービス「ロイヤル介護入居相談室」をオープンする。ギフトサロンも拡大する予定だ。
<沿線の幅広い世代を取り込む改装を実施>

■東武百貨店 池袋本店
所在地:東京都豊島区西池袋1-1-25
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