イオン／富山で「イオンシネマ」新業態、ドルビーアトモスを全スクリーンに導入

2023年03月27日 11:07 ／店舗

イオンエンターテイメントは3月24日、今年の7月に地域密着型商業施設「イオンモールとなみ」（富山県砺波市）で「イオンシネマとなみ」を開業すると発表した。

＜外観イメージ＞

DX推進による次世代型オペレーションを目指すイオンシネマの新業態で、5スクリーンの「コンパクト型シネマコンプレックス」。立体音響技術「ドルビーアトモス」を国内で初めて全スクリーンに導入した「Dolby Atmos MULTIPLEX（ドルビーアトモス・マルチプレックス）」をはじめ、県内初の全スクリーンレーザープロジェクターなど最先端のシステムを備え、圧倒的な映像体験を提供する。

同社初のDXの取り組みとして、劇場運営の一部自動化により、業務オペレーション効率化と顧客満足度向上を同時に実現。自動ゲートによるチケットレス入場ができ、オンラインチケット予約購入システム「e席リザーブ」利用客を対象に、発券の手間を省略。混雑を避けたスムーズな入場が可能だ。

飲食売店には、モバイルオーダー・セルフレジを導入。スマホでオーダーから決済まで完了する効率的なオペレーションに加え、セルフレジ・キャッシュレスレジも設置してポップコーンやドリンク提供時間の短縮を図る。

座席は、全スクリーンに選べる3タイプを用意。両肘のある上質生地の「通常席」、電動リクライニング付きの「ハイグレードシート」、寝そべりながらの鑑賞を可能にする「コンフォートシート」で、快適な映画鑑賞を楽しめる。空調は、通常の換気設備に加え、トレイン社のシネマ専用・大型空調用ウイルス対策システムを全スクリーンに導入。館内の床、壁面、座席など人が触れる箇所は、すべて抗菌・抗ウイルス加工を施した。

■イオンシネマとなみ
所在地：富山県砺波市中神1丁目174番地イオンモールとなみ1階区画
開業日：2023年7月
スクリーン数：5スクリーン
座席数：414席（車椅子スペース含む）