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イオン北海道/上磯店をリニューアル、地場商品を拡充

2023年04月24日 10:20 / 店舗

イオン北海道は4月28日、「イオン上磯店」(北海道北斗市)をリニューアルオープンする。

<外観イメージ>

品ぞろえの見直しや設備の一新とともに専門店ゾーンをリニューアルし、ショッピングセンターとしての魅力向上を図る。食品売場では、農産、水産、畜産、デリカの各売場でこだわりの地場商品を拡充するとともに、ニーズが増している冷凍食品など、時短・簡便商品をラインアップ。日配品の売場では、函館エリアのご当地商品を強化するほか、簡便総菜の「チルドレディミール」の売場を拡げるという。

衣料品売場などでは買い回りしやすいレイアウトに変更するとともに、社会行事や季節行事のニーズにも対応できるよう関連商品を豊富に用意する。専門店も新規出店や配置見直し、リニューアルを行い、渡島地区で最大級の商業施設としての利便性を高め、商品・サービスレベルの向上に取り組んでいく。

<新規専門店「JUPITER」>

全体のリニューアルに先立ち、4月18日にコーヒーや輸入食材を扱う「JUPITER」がオープンした。同専門店は、北海道内のイオンではイオンモール旭川駅前に続き2店舗目で、道南地区では初の出店となる。

14日には、高品質の家庭用治療器を取り扱う「PREMIUM‐PLAZA」もオープン。首筋から足裏までの全身治療やストレッチを可能にする「スリーミーウェーブ3338」をはじめとした、家庭用の医療機器を取り扱う。

<農産売場>

鮮度にこだわった「近郊野菜」を常時豊富に取りそろえ、季節によってぶどうやりんごなどの近郊で収穫された果物も並べる。健康志向の需要が高まる中、有機野菜のカットサラダや有機発芽野菜も提供。時短ニーズへの対応として、カット済み・下ゆで済みの野菜も販売するという。

<鮮魚コーナー>

鮮魚コーナーでは、函館地場の旬の魚介類を販売するほか、顧客の要望に合わせて商品化にも応える。加工品としては、函館エリアならではの干物や珍味、函館の地場メーカーのしゅうまいや松前漬なども扱う。寿司コーナーではネタにこだわった「魚屋の海鮮丼」の種類を拡大し、これまでの海鮮丼に加えて、まぐろ丼やサーモン丼など8種類提供。お造りコーナーでは近郊水揚げのネタを使用した「函館盛り」のほか、炙り商品を含む季節の刺身も用意している。

<ストックミート>

冷凍食品コーナーでは、大容量でお買得な冷凍のストックミートを増やす。内食需要に対応した、レンジで温めるだけで食べられる「レンジアップミールキット」もそろえ、時短・簡便需要に対応。加工品では地場商品を強化し、今回新たに道南あぐろ豚を使用した「ご当地豚まん」や「しゅうまい」を提供する。牛肉コーナーでは、新たに地元近郊ブランド牛おぐに牧場の「北斗プライムビーフ(黒毛和牛)」を仕入れ、豚肉コーナーではオリジナルブランド「道南レッドポーク」に加え、「森町産あぐろ豚」など地元近郊豚肉をコーナー化した。

このほか、日配品売場では簡便総菜の「チルドレディミール」売場を拡げた。ヘルス&ウエルネスの取り組みとして、糖質に配慮した冷凍ギョーザや冷凍おにぎり・冷凍うどんを用意。主食系フローズン商品のコーナーを全店最大規模の面積に拡大し、米飯類や麺、パスタなどを豊富に品ぞろえする。総菜売場ではイオン北海道こだわりの天ぷら売場などを展開していく。

衣料品の売場では、20代~30代女性をターゲットとした、レッグウエア、ブラ・ショーツ、ルームウエアを集合した新型売場を立ち上げ予定だ。

■イオン上磯店
所在地:北海道北斗市七重浜4ー44ー1
TEL:0138ー49ー8188
敷地面積:約5万3800m2
延床面積:約2万9400m2
営業時間:食品フロア8時~22時/医薬品・化粧品フロア8時~21時/その他のフロア9時~21時
専門店数:56店(ATM除く)
休業日:年中無休
駐車台数:約2000台
リフレッシュオープン日:2023年4月28日

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