東京・立石駅南口/再開発で商業・住宅複合施設、31年度オープン
2023年07月13日 16:00 / 店舗
立石駅南口西地区市街地再開発準備組合と、同準備組合に参加組合員予定者として参画している野村不動産、東京建物、阪急阪神不動産は7月13日、「立石駅南口西地区第一種市街地再開発事業」(東京都葛飾区)の都市計画が決定したと発表した。
計画地は、京成電鉄押上線「京成立石」駅の南側に位置し、東側を特別区道葛48号(駅通り)、南側を補助線街路第141号線(奥戸街道)、北側を特別区道区道397号に囲まれた、約1.3haの区域。商業・住宅が一体となった駅前の複合再開発事業となる。
2027年度に工事に着手し、施設建物の完成は2031年度を予定している。
利便性の高い商業施設、立石らしさを継承した路地やたまりの空間を設ける。回遊性を向上させる空間構成とし、さらなるにぎわいの創出を目指す。
「京成立石」駅周辺では、同線の連続立体交差事業を契機としたまちづくりが進み、同事業のほか、葛飾区総合庁舎の移転が決定している「立石駅北口地区」、同地区に隣接する「立石駅南口東地区」の再開発事業など、駅周辺を中心に大規模な開発が検討されている。
■立石駅南口西地区第一種市街地再開発事業
施行者の名称:立石駅南口西地区市街地再開発組合(予定)
施行地区:東京都葛飾区立石一丁目の一部
施行区域面積:約1.3ha
建築面積:A敷地約8000m2、B敷地約110m2
延べ面積:A敷地約9万1700m2、B敷地約250m2
建築物の高さ:A敷地約125m、B敷地約10m
主要用途:住宅・店舗・駐車場・駐輪場など
住宅の予定戸数:A敷地約700戸
参加組合員予定者:野村不動産、東京建物、阪急阪神不動産
事業協力者:前田建設工業
事業コンサルタント:タカハ都市科学研究所
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