伊勢丹新宿店/フレグランス売上40%増、売場を1.5倍に拡大
2023年09月08日 13:53 / 店舗
三越伊勢丹ホールディングスは9月8日、伊勢丹新宿店本館1階のフレグランスゾーンを拡大したと発表した。
伊勢丹新宿店本館1階化粧品コーナーのフレグランスゾーンを、1.5倍に拡大し、8月30日4年ぶりにリフレッシュオープンした。
伊勢丹新宿店における2023年1〜6月の香水の売り上げは、前年同期比40%増。毎年開催する香水の祭典「サロン ド パルファン」は年々規模が拡大し、2022年度開催時の売り上げは前年比50%%となった。メンズ館でもフレグランスイベント「香水夏市」を開くなど、フレグランスへのニーズが高まりを見せており、ニーズに対応したもの。
新型コロナウイルスの影響で、顧客の関心がメーク・スキンケアから、フレグランスといった香りにまで広がった。主に香りをファッションにとりいれること、ホームアイテムなど香りの楽しみ方の幅が広がっており、20~30代を中心に売り上げが伸びた。
ブランド別では、ディプティックやメゾンマルジェラなどが、若年層の新規顧客を中心に好調に推移している。
こういったニーズの変化に応え、「ディオール(DIOR)」のフレグランスコレクション「メゾン クリスチャン ディオール(MAISON CHRISTIAN DIOR)」、日本再上陸の「クリード(CREED)」、国内16店舗目となる「ル ラボ(LE LABO)」の3ブランドを新規導入する。
さらに、「ディプティック(DIPTYQUE)」、メゾン マルジェラ 「レプリカ」 フレグランス(Maison Margiela ‘REPLICA’ Fragrances)を拡張リニューアルする。
そのほか、おうち時間が増えたことによるオンオフの切り替えや生活の中で香りを楽しむホームフレグランスの需要も伸びている。そのため、ホームフレグランスも拡充している。
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