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伊勢丹新宿本店/22年度売上高が過去最高の3276億円、24年度3500億円へ

2023年05月09日 17:00 / 経営

三越伊勢丹ホールディングスは5月9日、伊勢丹新宿本店の2022年度総額売上高が過去最高の3276億円となったと発表した。

<24年度3500億円目指すと細谷社長>
23年度3500億円目指すと細谷社長

同日行われた決算説明会で細谷敏幸社長は「バブル期の1991年に3000億円を超えたことがあったが、2022年度の伊勢丹新宿本店は、3276億円と過去最高の売上高となった。同店の売上高は今まで2500億円程度だったが、マスから個を強化してきた識別顧客戦略による、1人当たりの顧客の売り上げ増などで大きく伸びている。伊勢丹新宿本店・三越日本橋本店は、識別顧客売上高シェアが約70%まで拡大。識別顧客の中でも、年間100万円以上購買顧客の売上高シェアが約50%まで成長している」と説明した。

また、2024年度の伊勢丹新宿本店の総額売上高について、「約3500億円を目指す。売り上げ増に向け、リモデルを実施。ラグジュアリー、宝飾・時計の拡大といったMDの修正に加え、年間100万円以上購買する顧客が増えており、300万円以上購入する顧客が利用できるラウンジに列ができる事態となっている。ラウンジの拡充、新設を検討している」としている。

<伊勢丹新宿本店・三越日本橋本店の識別顧客>
伊勢丹新宿本店・三越日本橋本店の識別顧客
※出典:三越伊勢丹ホールディングス決算説明資料

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