東急不動産、ヨーカドーなど／札幌市に「ココノススキノ」85店舗登場

2023年09月13日 13:46 ／店舗

東急不動産、竹中工務店、イトーヨーカ堂、アインファーマシーズ、キタデンは9月13日、札幌市中央区のススキノラフィラ跡地に登場する複合商業施設「COCONO SUSUKINO（ココノススキノ）」の第1弾店舗を11月30日にオープンすると発表した。

＜ココノススキノ＞

同施設は、11月30日に第1弾約55店舗がオープン。その後、2024年1月16日の、地域とゲストをつなぐライフスタイルホテル「SAPPORO STREAM HOTEL」開業を経て、1月末に第2弾約15店舗、そのほか順次出店する。

全店開業時には、商業施設初出店14店舗、北海道初出店15店舗、札幌市内初出店2店舗、新業態22店舗、ラフィラからの再出店7店舗の全85店舗がそろう予定だ。

＜「ココノススキノ」11月30日第1弾オープン＞

食物販（地下2階・地下1階）では、地下2階の食品スーパーマーケット「ダイイチ」は、北海道の新鮮食材からデイリー商品、地下1階の「COCONO MARCHE」では道内人気店を中心にバラエティー豊かなテークアウトからお土産まで取り扱う。

地元北海道の食材を中心に新鮮な生鮮食品を取りそろえ、道内で22店舗を展開している「ダイイチ」は、中でも素材にこだわった、ダイイチオリジナルの「毎日手造りおはぎ」が好評を得ている。

「COCONO MARCHE」には、フランス、イタリア、北海道産のナチュラルワインを販売する「ワインの円山屋」、角打ち併設の日本酒とウイスキーをメインで扱う「根本酒店」、ちくわパン発祥の店「どんぐり」、小樽駅前にある創業60年の老舗「若鶏時代なると本店」の3代目がのれん分けした「小樽なると屋」がオープンする。

3階・4階はすすきのには希少な食の集積エリア「COCONO FOODHALL」（3階、24年1月オープン）「COCONO横丁」を導入。11月に登場予定の「COCONO横丁」は、本格的かつ日本人好みの韓国料理を提供する「韓国バルYOI」が商業施設に初出店する。東京・月島に本店を構え、連日行列ができる「月島もんじゃくうや」が北海道に初出店、創業1967年から続く札幌の名店が、新業態「たこ焼海鮮串風月」でCOCONOに登場する。

地下1階と1階には、「スターバックスコーヒー」、「ESPRESSO D WORKS／DRA7」といった朝からも利用可能なカフェもあり、7階のホテル内のレストランは、宿泊者以外も利用できるという。

地下1階に、北海道米を使用した米粉バウムクーヘン「ring ring」が商業施設初出店。40年前に1号店をオープンしたふく亭が、長年培った和食の技術を生かし、今回、ふく亭にとって初めてとなる総菜店「お菜屋ふく亭」をオープンする。

1・2階の物販は、日本を代表するCBDパイオニアかつ革新的なヴィーガンを提案する「HealthyTOKYO」が北海道に初出店する。「飲む」ドライフルーツ「むらおか研究所」が商業施設初出店となる。

札幌最大級の品ぞろえの「アインズ＆トルペ」は、国内ブランドはもちろん、話題のアジアンコスメなど海外ブランドをさらに充実させる。

DAISOとTHREEPPYの「コラボ型店舗」が新しくオープン。シューズ・アパレルともに最高ランクの商品を展開する「ABC-MART GRAND STAGE」が出店。グランドステージだけのトップモデルのスニーカー（NIKEやadidas、New Balanceなどナショナルブランド）がそろう。

そのほか、北海道初導入のDolbyCinema（ドルビーシネマ）を含め、新たな映像体験を届ける、10スクリーン、1732席の本格的なシネマコンプレックス「TOHOシネマズすすきの」が登場。3階には、お酒を飲みながら楽しめるゲームセンター、4階にはカジノゲームを楽しむ大人の社交場を開業する。

第2弾オープンでは、ベーシックからトレンドまでをカバーする3ブランドで展開する「ハニーズ」、英国風PUB「HUB」、「北海道四季マルシェ」、厳選した台湾茶を中心とした、台湾ドリンク・スイーツ・軽食を取り扱う「The TEA」などがオープン予定だ。

■ココノススキノ
所在地：北海道札幌市中央区南4条西4丁目1番地1
用途：店舗・シネマコンプレックス・ホテルなど
敷地面積：約5157m2
建築面積：約4725m2
延床面積：約53378m2
階数：地上18階、地下2階
高さ：約79m
駐車場台数：71台（荷さばき用含む）
設計・施工：竹中工務店
竣工・開業：1st：2023年11月30日（ホテルは2024年1月16日グランドオープン※2023年12月22日一部客室等、先行オープン）
2nd：2024年1月末頃

ココノススキノ