国立駅南口/nonowa国立SOUTH、2024年春オープン

2023年10月17日 15:10 / 店舗

JR東日本グループのJR中央線コミュニティデザインは10月17日、国立駅南口にJR東日本グループ初の木造商業ビル「nonowa国立SOUTH」を、2024年春の開業を目指し建築中だと発表した。

nonowa国立は、2015年4月に「EAST」、翌2016年4月に「WEST」をオープンし、「Comfortable Living~居心地のよい、街のリビング~」をコンセプトに、地域に支えられ、これまで営業してきた。

今回開業するSOUTHは、「ソーシャルグッドリビング」をテーマに、国立の街でくらすみなさまへ、上質でゆとりあるライフスタイルを提案できるショップ等が入居する予定だ。

<内観イメージ>

テナントとして、ナチュラルスーパーマーケットのビオラル、キャップスクリニック国立、クオール薬局、TULLY’S COFFEE&TEA、お直しのおしゃれ工房が出店する。

また、国立を拠点に、北欧ビンテージ雑貨をEC販売する「北欧、暮らしの道具店」などを運営するクラシコの本社が入居するという。

環境に配慮周辺の街並みに調和するように設けたレンガ調タイルには工場で型抜きの際に出た廃土を再利用したリサイクル製品(リサイクル率67%)のせっ器質タイル(国代耐火 工業所:フォーゼブリック)を使用する。

1階の共用通路を印象付けるバナーや建物外部に向けたショップバナーサインには再生ポリエステル繊維を87%使用したエコマーク認定品(泉:ソルテリア)を採用し、ショップにも協力してもらい館のイメージづくりを行っていく。

さらに、CO2排出量削減に向けた取り組みの一環として、nonwaでは風力発電由来の電力を10月から取りから入れている。nonowa国立SOUTHでは使用電力を全て再生可能エネルギーで賄う。これにより建物の電力使用によるCO2排出量は「実質ゼロ」となるという。

■nonowa国立SOUTH
計画地:東京都国立市中一丁目1-52
敷地面積:約840m2(既存nonowa国立WESTを除く)
延床面積:約2450m2(既存nonowa国立WESTを除く)
主要用途:店舗
階数:地上4階建て
構造:木造(一部鉄骨造)

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