SHINSUI/新綱島駅直結の商業施設3/15オープン、無印良品500など出店
2024年03月13日 15:11 / 店舗
新水は3月15日、東急新綱島駅に直結する「新水ビル」の商業施設「SHINSUI(しんすい)」をグランドオープンする。
<施設外観>
「新綱島スクエア」に隣接する3フロアの商業施設。コンセプトは「好きなお店が1つ増えるだけで、この街に住みたい理由も1つ増えるから」とした。1階にコンビニやベーカリーが出店し、2階は「無印良品500」などの生活雑貨・食品店が入居、3階ではシェアラウンジや「スターバックス」がオープンする。4階から上は老人ホーム「グランクレール綱島」で、2023年11月に開業した。
東京と横浜の間に位置する綱島は、東京湾に面しており、横浜市の中心部から電車・車でのアクセスが比較的便利な場所にある。現在、横浜市による新綱島駅周辺地区土地区画整理事業が進んでおり、2023年春には東急新横浜線「新綱島駅」が開業した。綱島駅・新綱島駅の1日の乗降客数は計10万人を超えるという。
<SHINSUIのロケーション>
「SHINSUI」は、東急新横浜線新綱島駅に直結。令和10年には立体横断整備がされ、東急東横線綱島駅からスムーズなアクセスが可能になる予定だ。さらに2つの駅周辺では、横浜市による区画整理事業や、複数のビルの建設による再開発も進んでいるという。
<1階「街とつながるフロア」>
1階は街を往来する人々で活気があふれる「街とつながるフロア」。北側には人々が滞留する中央広場があり、東側にはバス停が並ぶ。通路や広場に滞留する場に面して店を連ねた。
アイスのテークアウト専門店「サーティワン アイスクリーム To Go」、「ナチュラルローソン」、ベーカリーの「ドンク/ミニワン」、「フレッシュネスバーガー」、「リンツ ショコラ ブティック&カフェ」が出店。催事スペース「プレミアムセレクト」も設置する。
<2階「新水旅館を想起させるフロア」>
2階は、かつての新水旅館であった離れ宿の雰囲気を残しつつ、現代的なデザインにアップデートした空間にした。石畳を模した通路や建物の庇を模した真鍮ボーダーのデザインで、路地を縫って歩くような心地よい狭さ・袖が触れ合う距離感を表しているという。
観葉植物・園芸資材の「TUIN greenery」、500円以下の商品を中心の扱う「無印良品500」、コーヒー豆・輸入食品の「カルディコーヒーファーム」、メガネ・生活雑貨の「OWNDAYS」、コンタクトの「アイシティ」がオープンする。
<3階のシェアラウンジ>
3階は「街の団らんのフロア」として、家族や地域のイベント事で人々が集まり、豊かな時間を過ごせる、少し特別で彩りある横町のような空間を目指したという。コミュニティの場として、フリードリンク&ナッツや超高速Wi-Fiなどの充実したアメニティを備える「SHARE LOUNGE」を導入。開放的なテラス席も備えた。
同フロアには「TSUTAYA BOOKSTORE 新綱島」が入居し、多様なジャンルの書籍や日常を彩る文具雑貨を取り扱うほか、日々開催されるイベントなどを通じて地域の「縁」をつなぐ「縁側」のような存在を提案するという。「スターバックス」も出店する。
■SHINSUI
事業主:新水
所在地:神奈川県横浜市港北区綱島東1-9-9
竣工:2023年
テナント数:13店舗
構造規模:SRC造 地上12階、地下1階(商業フロア1~3階、住宅型有料老人ホーム4階~12階)
敷地面積:2054m2
延床面積:1万3291.03m2
営業時間:10時~20時
HP:https://shinsui-shintsunashima.com/
■新綱島の関連記事
東急ストア/「新綱島スクエア」に新店舗オープン、年間売上目標約11億円
流通ニュースでは小売・流通業界に特化した
B2B専門のニュースを平日毎朝メール配信しています。