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横濱ビル跡地／商業・オフィスなどの複合施設、2027年完成

2024年05月10日 10:35 ／ 店舗

日本郵船、三菱地所、鹿島建設はこのほど、共同で設立した特定目的会社を通じて推進する「（仮称）横浜市中区海岸通計画（A-1地区）」について、建物の新築工事を開始した。

＜完成イメージ＞

建物の竣工は2027年1月末を予定している。横浜高速鉄道みなとみらい線「馬車道」駅徒歩5分に位置する旧・横濱ビル跡地で、横浜都心・臨海地域全体の都市再生に資する拠点を新たに整備する計画。計画地周辺では横浜第二合同庁舎に加え、隣接する北仲通南地区に横浜市庁舎、新港地区にはよこはま新港合同庁舎が完成するなど、今後さらなる来街者の増加が期待されているエリアだ。

3社は街の回遊性を向上させるプロムナードの整備、防災機能の強化などを図る。地域活性化の拠点となることを目指し、オフィス・商業施設などを整備することで、関内地区の活力をけん引するビジネスや新たな賑わいを創出し、横浜都心・臨海地域全体の都市再生を推進するという。

＜低層部イメージ＞

デザインコンセプトは「海の風景と海岸通りの街並みをやわらかくつなぐグラデーション」。低層部は、隣接する歴史的な建築である横浜郵船ビルの印象的な角面を継承するデザインとした。外構は海岸通りから海側へ誘引するプロムナードを整備し、水際線プロムナードと併せて地区全体の回遊を促す。

＜建物構成＞

■プロジェクト概要
所在地：神奈川県横浜市中区海岸通3-9-4
敷地面積：約4950m2
延床面積：約7万m2
規模：地上21階、地下1階、塔屋1階
高さ：約100m
新築着工：2024年5月1日
竣工：2027年1月末
主要用途：事務所、飲食店舗、展示場、駐車場等
設計・監理：三菱地所設計
施工：鹿島建設

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