JR東海/京都府内に「2050 coffee」のフランチャイズ店舗今冬オープン
2025年09月24日 12:01 / 店舗
JR東海リテイリング・プラスは今冬、京都府内に「2050 coffee」のフランチャイズ店舗をオープンする。
「2050 COFFEE」は、Kurasuが2024年2月に開業(京都市中京区、23年11月プレオープン)した、持続可能なコーヒーの未来をコンセプトとする新業態のスペシャルティコーヒーショップ。JR東海リテイリング・プラスは今回、新たにKurasuとのフランチャイズ契約を締結した。京都発のブランドをより多くの顧客に体験してもらいたいという考え。
スペシャルティコーヒーを手軽に楽しめる体験を提供することで、より良いコーヒーの未来を実現することを目指す。具体的には、顧客が注ぎ口の下にカップを置くだけで約10秒でコーヒーを注ぐことができるタップコーヒーや、全自動のエスプレッソマシーンを導入し、効率的かつ一貫性のあるクオリティでドリンクを提供する。
なお、「2050 COFFEE」のドリンク提供スタイルは、2023年10月のプレオープン以降、Instagramのリール動画で総再生回数450万PVも再生されるなど世界中から注目を集めているという。
また店名には、「コーヒーの2050年問題」について知ってもらいたいという想いを込めた。地球温暖化の影響でコーヒー豆(アラビカ種)が採れる産地が2050年までに半減すると言われていることから、コーヒーの生産を増やし、適切な価格でコーヒー農家からコーヒー豆を買うことが急務となる。
そこで「2050 COFFEE」では、品質が高く、サステナブルな生産を行う信頼できる農家から豆を買って提供し、さらにそれをスケールしていくアクションを取る方針だという。
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