コープさっぽろ/北海道江別市に「のっぽろ店」6/20オープン

2025年06月10日 10:05 / 店舗

コープさっぽろは6月20日、 北海道江別市に「コープさっぽろ のっぽろ店」をオープンする。6月10日に閉店した「コープさっぽろ 野幌店」を移転リニューアルする。

<のっぽろ店の外観イメージ>
のっぽろ店の外観イメージ

江別市は札幌市と比較して50歳以上の人口割合が高く、特に60歳以上の構成比が高い。一方、市による子育て支援の取り組みによりファミリー世帯が多く、今後も増加が見込まれるという。20〜24歳の学生層も一定数存在していることから、新店舗では幅広い世代が利用しやすい売場を目指す。

子育て世代に支持される有機野菜、離乳食、菓子などに加え、学生向けには冷凍カット野菜など時短・簡便商品を強化。さらに高齢者向けの健康志向商品も展開。施設は誰もが安心して利用できるバリアフリー設計にも配慮している。

青果売場では、即食ニーズに応え、カットフルーツを平日と週末で売場を変化させて販売。働く世代に向けた即食・簡弁サラダを強化し、「ちょこっとマリネ」など季節感ある商品も新たに導入。サラダに加えてレンジアップ商品もそろえる。

果物はばら売りを強化し、選べる楽しさと買いやすさを実現させる。「ご近所やさい」のほか、生産者限定コーナーを設けて、生産者考案のレシピも配布する。

食肉売場では、少量から大容量まで幅広く、冷凍低価格品を含めた品ぞろえを強化。若年層に人気の切り落としや輸入豚、輸入鶏の販促を行い、タイ産鶏モモや鶏ムネ2kgなど、宅配で人気の商品も導入する。

即食や味付け商品も強化し、トンテキや野菜入り商品もラインアップ。大野ファーム(農業賞受賞)や平取和牛など、北海道産牛肉の魅力を打ち出すほか、加工品のこだわりコーナーでは江別のトンデンファームの商品を取り扱う。

水産売場では、骨取り済みの魚をそろえた簡便コーナーを設置し、若年層から高齢者、乳幼児のいる家庭まで幅広く対応。塩サバに加え、漬魚やレンジ調理シリーズなどの骨取り製品、すぐ食べられる骨取りフライも扱う。

お造りは平日にも買いやすい単品・切落しを充実させ、魚河岸盛りや旬のネタに特化した商品化を強化する。巻寿司や丼など低単価の寿司類もそろえ、子育て・共働き世帯の夕食需要に応える。また、湯煎やレンジで簡単に調理できる加工調味商品や冷凍真空品も拡充する。

デリカ売場では、温かい惣菜をその場で楽しめるよう、ホットスナックをカップタイプで提供。フライドチキンやポテト、ナゲットなどをそろえ、手に取りやすい形で販売する。スチームケースを設置し、蒸している様子が見えるスチームスナックでは肉まんや黒糖まんじゅうなどを展開する。

食品コーナーでは、ファミリー層対策として食べきりサイズのスナックを展開。地場強化として、道産アイスに取り組み、関連企業「さくら食品」のコーナーを設け、競合との差別化を図る。

日用品売場では、ヤングファミリー層への対応を強化し、未就学児から小学校低学年の子ども向け商品を集合展開する専用売場を新たに導入。購入頻度の高いキッズゼリーや、人気キャラクターとのコラボ商品をはじめ、子ども向け入浴剤の品ぞろえも強化。また、ベビーオムツやベビー用品、ベビーフードの売場も確保し、品ぞろえを充実させる。

誰でも利用できるコミュニティ広場「トドックステーション のっぽろ店」を設置。授乳室やキッチンも併設しており、買い物のついでなどに気軽に立ち寄れる。広場の一般開放は6月28日10時から。

■コープさっぽろ のっぽろ店
所在地:北海道江別市野幌松並町38-1
営業時間:9時~21時45分
電話番号:011-398-3873
延床面積:約2006m2(売場面積)
駐車台数:300台

コープさっぽろ/北海道増毛郡「ましけ店」5/30オープン

流通ニュースでは小売・流通業界に特化した
B2B専門のニュースを平日毎朝メール配信しています。

メルマガ無料登録はこちら

店舗 最新記事

一覧

リニューアルに関する最新ニュース

一覧

北海道に関する最新ニュース

一覧

コープさっぽろに関する最新ニュース

一覧

最新ニュース

一覧