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芝管財(旧サミオ食品)/鶏肉・加工食品輸入販売、特別清算で負債143億円

帝国データによると、芝管財(旧商号:サミオ食品)は、4月27日に東京地裁から、特別清算開始決定を受けた。

負債は2014年9月期末時点で約143億9400万円だが、その後に変動している可能性が高い。

1983年2月に旧・イトマンの支援を受けて設立された鶏肉・加工食品の輸入販売業者。

ブラジルを中心に米国、中国、タイなどから直輸入された鶏肉を主体に扱っていたほか、ウインナー、ベーコンなどの加工品や牛肉コロッケ、チヂミ、米飯調理品なども販売していた。

スケールメリットを生かした大量仕入れや、提携パッカーに専用ラインを設けるなどの厳しい品質・生産管理を実施し、大手食品商社やスーパー、外食業者を得意先に業容を拡大。

既存得意先との取引拡大のほか、新規得意先の開拓にも積極的に取り組み、相場価格が上昇した2008年9月期には年売上高約368億7500万円を計上していた。

しかし、以降は世界的な不況などを背景に鶏肉の需要が減少し、同業者との価格競争も激化。アベノミクス以降の急速な円安を受けて売上原価が上昇するなかで、価格転嫁が思うように進まず収益も悪化していた。

加えて、過年度のデリバティブ損失も経営を圧迫し、輸入決済に支障を来たすなど動向が注目されていた。

こうしたなか、業務用食品卸業者である西原商会との間で事業譲渡契約を締結した。

同社支援の下で、2015年7月に当社事業の受け皿会社としてサミオ食品を設立し、同年9月1日をもって当社の全事業を新会社に継承するとともに、事業譲渡後の旧会社である自社については清算作業を進め、2016年4月1日に存続期間の満了により解散し、現商号に変更していた。

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