楽天、電通/マーケティングソリューションの新会社設立
2017年07月26日 13:05 / 経営
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楽天と電通は7月26日、楽天グループのビッグデータと電通グループ保有のマスメディアなど独自のデータ・知見を融合した新たなマーケティングソリューションの提供を行う新会社「楽天データマーケティング」を設立すると発表した。
資本金は1億円で、出資比率は楽天51%、電通49%で、10月から営業を開始する。
同社の代表取締役社長には、楽天副社長執行役員兼CRO(Chief Revenue Officer)有馬誠氏が就任する。
新会社「楽天データマーケティング」は、国内最大規模の会員数を誇る楽天グループの顧客基盤とビッグデータと、電通グループの強みであるマスメディア・生活者のデータとインサイト、戦略構築力を活かし、総合的なデジタルマーケティングソリューションを提供することで、企業のマーケティング活動の最適化と効果の最大化を図る。
「楽天市場」における企業向けのブランドタイアップ企画の提供をさらに強化するとともに、楽天グループのビッグデータを活用した顧客分析に基づく、より一層パーソナライズされた広告商品の開発を通じ、企業のプロモーション展開を支援する。
ブランドの顧客戦略立案の支援、デジタル分野にとどまらない統合メディアプランニングサービスも提供する予定だ。
これまでも、楽天と電通は、楽天グループの会員基盤や媒体力を活用し、企業のマーケティング支援で協業してきた。
新会社設立を通じて、両グループのリソースを最大限に活用した包括的なマーケティングソリューションを開発し、新たなマーケティング手法の領域を開拓するという。
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