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細野西蔵/茨城の酒類卸、特別清算で負債約30億円

2017年10月02日経営

帝国データバンクによると、茨城県の酒類卸である細野西蔵は、9月20日に水戸地裁土浦支部から特別清算開始決定を受けた。負債は約30億円。

1935年6月創業、1971年5月設立の酒類卸業者。大手スーパーをメーンに、業務用酒販売店、ディスカウントショップ、小売店、飲食店などを顧客として業容を拡大、取扱商品もビールを中心に焼酎、ウイスキー、ワインなど各種アルコールや清涼飲料水のほか、醤油や味噌、豆腐などにも幅を広げ、近年のピークとなる1999年9月期の年売上高は約263億5000万円を計上していた。

近年も商材の充実や同業他社から営業権を譲受するなど業況の維持拡大に努めてきたが、少子高齢化や若者のビール離れによる需要減少に加え、大手流通業者によるPB商品との競合によって2014年9月期の年売上高は約119億1000万円まで落ち込んでいた。

その後も事業の立て直しを図ってきたが、ここに来て自社での事業の継続を断念した。

事業を第三者に譲渡したうえで、2015年11月に事業を停止し、2016年5月13日開催の株主総会で解散を決議していた。

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