経産省/8月の商業動態統計、小売業は1.7%増の11兆4850億円
2017年10月02日 14:18 / 月次
経済産業省が発表した8月の商業動態統計速報によると、商業販売額は36兆7550億円(前年同月比3.5%増)となった。
このうち小売業は11兆4850億円(1.7%増)、卸売業は25兆2700億円(4.3%増)だった。
百貨店・スーパーの販売額は1兆5655億円(0.7%増)となった。うち百貨店は4552億円(0.5%増)、スーパーは1兆1103億円(0.8%増)だった。
百貨店の主力商品である衣料品は、婦人・子供服・洋品が1.9%減、その他の衣料品が0.5%減、身の回り品が2.1%増、紳士服・洋品が0.0%の横ばいとなったため、衣料品全体では0.3%減となった。
飲食料品は1.5%減。その他は、その他の商品が7.4%増、家庭用電気機械器具が32.1%減、家具が14.0%減、家庭用品が4.0%減、食堂・喫茶が2.1%減となったため、その他全体では3.5%増となった。
スーパーの衣料品は、身の回り品が6.6%減、その他の衣料品が5.6%減、婦人・子供服・洋品が5.4%減、紳士服・洋品が5.2%減となったため、衣料品全体では5.6%減となった。
スーパーの主力商品である飲食料品は、1.5%増となった。
その他は、食堂・喫茶が2.3%増、その他の商品が2.2%増、家庭用電気機械器具が10.0%減、家具が9.9%減、家庭用品が1.2%減となったため、その他全体では0.7%増となった。
コンビニエンスストアの商品販売額とサービス売上高は、1兆513億円(1.9%増)となった。
商品別では、ファーストフード・日配食品3968億円(1.9%増)、加工食品2887億円(0.9%増)、非食品3066億円(1.1%増)となったため、商品販売額は9920億円(1.4%増)となった。
また、サービス売上高は593億円(11.2%増)だった。
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