サトウのごはん/発売以来初の値上げ
2017年10月18日 18:00 / 経営
佐藤食品工業は11月21日、同社包装米飯商品の一部の希望小売価格を値上げする。
同社は、1988年に無菌化包装米飯「サトウのごはん」を発売以来、「ご家庭で炊いたごはんと変わらぬ美味しさ」をコンセプトとし、同社のすべての包装米飯商品は、「国内産うるち米」のみを原材料として製造・販売をしてきた。
しかし、「国内産うるち米」の市場価格は2015年より3年連続で上昇しており、さらに、労働人口の減少などによる人件費と物流費の上昇が重なり、同社を取り巻く事業環境は、厳しさを増している。
このような状況の中、同社では様々な業務の効率化に努め、できる限りのコスト削減に尽力してきた。しかし、自社の努力のみではコストを吸収することが困難との判断に至り、同社包装米飯商品の一部について、価格を改定する。
希望小売価格で1パックあたり2円~10円値上げを実施する。
流通ニュースでは小売・流通業界に特化した
B2B専門のニュースを平日毎朝メール配信しています。