マックスバリュ西日本/広電ストアの事業譲受、広島市内5店を取得
2018年07月23日 16:52 / 経営
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マックスバリュ西日本と広島電鉄は、広島電鉄の100%子会社の広電ストアが運営するスーパー事業と移動販売事業を、マックスバリュ西日本に譲渡すると発表した。
10月1日付で、広電ストアが広島市内で運営するスーパーマーケット「マダムジョイ」5店と移動販売事業を、マックスバリュ西日本が取得する予定だ。
今後、屋号を「マダムジョイ」から「マックスバリュ」に変更し、リニューアルオープンする予定だ。
現在、マダムジョイでは、私鉄系スーパーマーケットが設立した八社会が提供するプライベートブランド「Vマーク」を販売している。
マックスバリュ西日本によると、事業譲渡後の「Vマーク」商品の販売については未定だという。
広電ストアは、1960年に設立され、スーパー事業を主とする流通業を営んできましたが、大型店出店時の大型投資で借入負担が増大し、厳しい経営状態となった。
2018年3月期は、売上高71億7600万円、経常損失1億3400万円、当期損失1億7700万円だった。
広島電鉄は、親会社として、事業の立て直しを図ってまいりましたが、流通業界における競争激化などを背景に、再建途上で現在に至ったという。
スーパー事業や移動販売事業は、地域のお客の生活に密着したものであり、事業を継続させるため、さまざまな施策の実施したが、今回マックスバリュ西日本との間で事業譲渡について合意に至ったため、基本協定書を締結した。
マックスバリュ西日本は、2011年10月に兵庫県姫路市から広島市へ本社機能を移転し、出店による小売シェアの拡大、地域との連携を図ることによる広島エリアのドミナント力の強化をおこなっていた。
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