福岡市青果市場跡地再開発/三井不動産が事業予定者に、190億円で用地取得

2018年07月23日 15:40 / 店舗

福岡市は7月19日、博多区の青果市場跡地の8ヘクタールの活用事業の事業予定者として、三井不動産を選定したと発表した。

<施設鳥観図>
施設鳥観図
出典:福岡市報道発表資料(以下同じ)

青果市場は、2016年2月に東区のアイランドシティへ移転し、2016年3月末に閉場していた。新市場用地取得の財源とするため、福岡市は最低売却価格118億円で、青果市場跡地活用事業の事業者を募集していた。

三井不動産を中心とするグループのほか、JR九州、イオンモール、イズミをそれぞれ中心とする合計4グループが提案書を提出し、今回、福岡市が三井不動産を事業予定者に決定した。

<花のエントランス>
花のエントランス

三井不動産は用地を190億円で取得する予定で、2021年度末までにショッピングセンターを核とした、複合施設を開業する予定だ。商業施設の名称は未定。

<森のエントランス>
森のエントランス

施設は、花と森をテーマとする2つのエントランスを配置し、屋上緑化・農園などによる緑の滝を形成し、緑化面積約1万7000m2、緑化率20%超を予定する。

九州初出店となる子ども向け職業体験施設「キッザニア」が出店するほか、福岡九州の食材集積ゾーンとして、福岡フードマーケットを展開する。

<アグリパーク>
アグリパーク

そのほか、体験農園アグリパークと採れたて野菜を加工・調理できるFarm Labを設置する。

<スポーツパーク>
スポーツパーク

多機能な10の広場を設置し、広場面積約3万8000m2で、敷地面積の約40%超を広場とする。部活動や地域のお祭りの会場として広場を無償で提供する予定だ。

開発概要
所在地:福岡市博多区那珂6
青果市場跡地面積:8万1660m2
駐車場跡地面積:1939m2
青果物流センター線面積:4717m2
アクセス:JR竹下駅約800m
JR博多駅約3km
福岡空港約2km

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