JR九州/アリババと提携、九州への100万人送客プロジェクト開始

2018年07月23日 12:35 / 経営

JR九州は7月23日、中国のアリババグループと戦略的に提携し、中国人インバウンド客の送客と九州域内消費の拡大を目指すと発表した。

<事業概要>
事業概要

提携では、アリババグループのデータテクノロジーを活用し、1 日平均1000万人以上が訪問する旅行サイト「Fliggy(フリギー)」で、九州の魅力的な観光地、温泉、食、文化を集中的に紹介し、効果的な誘客を実施する。

そのほか、中国で6億人以上が日常的に利用する「Alipay (アリペイ)」の利用環境を整備することで、中国人訪日観光客の消費の拡大を図る。

2023年度に中国から九州へ100万人(うち、アリババグループから50万人)送客を目指す。直近では、2018年10月~2019年3月に、アリババグループから5万人送客を実現するという。

フリギーが出店企業と協働で、九州の魅力的な観光スポットを結ぶモデルルートを造成し、そのモデルルートに沿ったパッケージ旅行商品や、交通チケット、宿泊などの商品を、サイト内でダイレクトに販売する。

お客は気に入ったルートを参考に、九州の四季折々の観光路線を自由に組み合わせることによって、各自で九州旅行を楽しめる。

中国でも旅行の達人によるライブキャストを開催することで、より一層九州の魅力を伝えるという。

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