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薬王堂/持株会社体制へ移行

2019年02月12日 12:30 / 経営

薬王堂は2月12日、持株会社体制へ移行すると発表した。

小商圏へのドミナント出店を積極的に進め、東北エリアに店舗数300店を展開することを中期目標として取り組んでいるが、今後、更なるドミナントの強化・推進による成長と将来を見据えた継続的な企業価値の向上を追求するためには、持株会社体制へ移行することが最適と判断した。

持株会社体制への具体的な移行方法では、今後の検討を踏まえて、決定次第、発表する。

いずれの方法による場合であっても、現在の株主が保有することとなる持株会社の株式が引き続き上場株式となる方法で実施する予定だ。

持株会社は、グループ全体の最適な経営戦略の立案を担うことでグループ経営機能を強化し、各事業会社はグループ経営戦略に沿った迅速な意思決定・業務執行を行うことで、機動的な経営体制を構築できると考えている。

グループ経営戦略のもと、グループの経営資源を最大限活用した最適な経営資源の配分を行うことで、経営の効率性の向上を図っている。

各事業会社は、明確化された責任と権限のもと、それぞれの事業環境と事業特性に応じた最適な運営体制を構築するとともに、将来の持続的な成長を見据えた新規事業の推進、次世代人材の登用・早期育成を図る。

事業会社へ権限を委譲し、事業会社の責任と役割を明確にするなど、グループの経営機能と業務執行機能を分離することにより、グループのコーポレート・ガバナンス体制の強化を図るという。

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