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関西スーパー/H2Oとの経営統合に伴う持株会社体制の概要発表

2021年10月01日 13:20 / 経営

関西スーパーマーケットは9月30日、エイチ・ツー・オーリテイリング(H2O)との経営統合に伴う持株会社体制の概要を発表した。

同社は8月31日、関西スーパーを株式交換完全親会社、H2O子会社(イズミヤ・阪急オアシス)を株式交換完全子会社とする株式交換、関西スーパーを吸収分割会社、KS分割準備株式会社を吸収分割承継会社とし、関西スーパーが営む一切の事業を承継させる吸収分割により、H2Oが関西スーパーを子会社化するとともに、関西スーパーが持株会社体制に移行することにより、関西スーパーとH2Oと経営統合することを決議し、H2Oと経営統合に関する契約を締結している。

9月22日に、関西スーパーの事業を承継する会社として、関西スーパー100%子会社のKS分割準備株式会社を設立している。KS分割準備株式会社は、2022年2月1日に、吸収分割の効力が発生することを条件として、商号を「関西スーパーマーケット」に変更する予定だ。

関西スーパーは、吸収分割の効力が発生することを条件として、吸収分割効力発生日である2022年2月1日付で、商号を「関西フードマーケット」に変更する。

また、経営統合に伴い、株式交換効力発生日(12月1日を予定)付で、エイチ・ツー・オー 食品グループ代表取締役社長の林克弘氏が、関西スーパーの代表取締役社長へ就任することが内定した。

関西スーパーの取締役はいずれも、株式交換効力発生日(12月1日を予定)付で、辞任により退任する計画だ。これに伴い、関西スーパーの代表取締役社長である福谷耕治氏も、同日付で代表取締役を辞任により退任する。福谷耕治氏は、今後は分割準備会社の代表取締役社長を務め、引き続き持株会社の取締役も兼務する予定だ。

これらの施策は、10月29日開催予定の臨時株主総会と臨時株主総会終了後の取締役会において正式に決定される予定だ。

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