大戸屋/不適切動画で3月12日に国内全店休業
2019年03月04日 15:00 / 経営
大戸屋ホールディングスは3月4日、「大戸屋ごはん処」国内全店舗350店を3月12日休業すると発表した。
2019年2月16日、「大戸屋ごはん処りんくうシークル店」のアルバイト従業員による「不適切動画事案」が発生した。
今回、「食」に関わる事業を行っているという原点に立ち返り、今回の事案をより真摯に受け止め、「大戸屋ごはん処」国内全店舗を休業し、従業員の再教育、店舗清掃の徹底を行う。
また、経営責任を明確にするため、2019年3月は、常勤取締役5人の月額報酬額の10%を減額する。
さらに、今回の事案による店舗売上高の減少、食材・ロイヤリティ売上高の減少、国内フランチャイズ加盟者に対する売上補填額を特別損失に計上したことにより、2019年3月期通期の連結決算を下方修正。
売上高は前回予想比1億8000万円減の258億2000万円、営業利益1億円減の4億7000万円、経常利益1億円減の4億8000万円、純利益4000万円減の1億9000万円を予想している。
■対象店舗
大戸屋が国内において運営する「大戸屋ごはん処」350店舗
国内直営店舗143店舗
国内フランチャイズ店舗207店舗
※商業施設運営者様の事情により営業する店舗あり
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