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くら寿司/天然の未成魚を育成、寿司ネタに活用

経営/2019年06月18日

くら寿司は6月18日、天然の未成魚を成魚まで育てる「畜養事業」を開始すると発表した。

<畜養事業イメージ>
畜養事業

日本国内の天然魚を有効に活用し、限りある海洋資源を守るとともに、国内の漁業者との共存共栄をめざす「天然魚プロジェクト」を2010年より開始。

2015年に福井県鷹巣漁港と、獲れた魚をすべて買い取り活用する「一船買い」契約を締結し、2017 年には愛媛県の魚島、今年6月には香川県小田漁港の漁業者へと「一船買い」を拡大してきた。

今回の「畜養事業」は、そうした「一船買い」の漁業者から買い取った未成魚を、寿司ネタにできるサイズまで育て、最終的には商品価値の高い成魚として出荷することを目的とした取り組みとなる。

香川県さぬき市小田漁港と愛媛県越智郡上島町魚島で水揚げされた未成魚を、徳島県阿南市の椿泊港の生簀まで移動させ、今年の6月から畜養を開始する。

<定置網にかかってしまった未成魚>
未成魚

通常、定置網での漁獲の際に成魚とともにかかってしまった未成魚は、ただ同然で市場で売買されるか、海に戻しても多くが他の魚や鳥に食べられてしまう。

同社としても、すり身にしてねり天やコロッケ、ハンバーガーの材料にするなど有効活用を進めてきたが、用途としては限られていた。

今後、これまでみかんぶり・みかんサーモンなど、様々なくら寿司独自の「ブランド養殖魚」を商品化してきた実績とノウハウを活かし、真鯛やハマチなどの未成魚を 1年から1年半ほどかけ、成魚に成長させ、寿司ネタとして活用。

2021年内に、真鯛とハマチを合わせて2トン程度出荷することを目指す。

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