流通ニュースは、流通全般の最新ニュースを発信しています。





コカ・コーラ/リラクゼーションドリンク「チルアウト」に出資

2019年08月05日 13:30 / 経営

I-ne(アイエヌイー)と日本コカ・コーラは8月5日、I-neが7月1日付で設立したEndian(エンディアン)への出資に関する契約を締結したと発表した。

<リラクゼーションドリンク「チルアウト」に出資>
チルアウト

これに伴い日本コカ・コーラはエンディアンに資本参加し、エンディアンは同日より本格的な事業を開始。今秋より、リラクゼーションドリンク「CHILL OUT(チルアウト)」(税別185円)の販売をI-neから引き継ぎ、I-neと日本コカ・コーラの持つ商品企画・販売・マーケティングのリソースを活かし、飲料の事業領域において、新しい価値の創造を目指す。

「チルアウト」は、2016年11月にI-neから誕生した次世代リラクゼーションドリンクで、ストレス増大している現代に向け、エナジーではなく、「リラクゼーション」をコンセプトに開発された飲料。ヘンプシードエキスやテアニン、リラックス効果があると言われているGABA、ビタミンA、B1、 B2、B6、B12、C、D、E、葉酸などを配合している。

飲んでリラックスすることでパフォーマンス向上をサポート。カフェインフリー、果汁由来の糖分、自然由来の配合物で飲みやすく仕上げている。

オンライン、ナチュラルローソンなどで販売している。

I-neの大西洋平代表取締役は、「CHILLOUTは、ストレス社会にエナジーではなく、リラクゼーションを提供するというコンセプトで販売をスタートし、一部から熱狂的な支持を得ております。チルという言葉も、今、若い世代でトレンドになってきており、潮流を感じております。しかし、飲料ブランドの運営・拡大に当たり、いくつかの課題を抱えていました。日本コカ・コーラからお声がけをいただき、互いの理念や戦略方針に共感し合えたことから、合同会社の設立に至りました」とコメントしている。

日本コカ・コーラのマシュー・ミッチェル コメント副社長は、「猛烈なスピードで変化し続ける日本の市場において今後も成長を継続するため、常に新しいイノベーションの機会と、その実現を加速させてくれるパートナーを探しています」。

「I-neの持つ成長のための実行力と表現力、探索能力、新しい機会へ積極的にチャレンジする姿勢、そのすべてが強い起業家精神に基づいていることに非常に大きな感銘を受けました。このたびのパートナーシップが、それぞれの会社が持つ強みを活かしたイノベーションを創出するという新しい事業モデルの先例となることを、非常に楽しみにしています」としている。

■チルアウトのブランドサイト
http://butfirstchillout.com/

■エンディアン
本社所在地:大阪府大阪市中央区南船場3-12-22 心斎橋フジビル
設立日:2019年7月1日
代表職務執行者:今井新(I-ne 取締役兼 ブランディング本部本部長)
事業内容:清涼飲料の企画製造販売など

関連記事

経営 最新記事

一覧

最新ニュース

一覧