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綿半/戸建木造住宅「サイエンスホーム」買収

2019年08月09日 14:20 / 経営

綿半ホールディングスは8月9日、サイエンスホームの全株式を取得し、連結子会社化すると発表した。

<サイエンスホームのホームページ>
サイエンスホーム

サイエンスホームは静岡県浜松市に本社を置き、戸建木造住宅「サイエンスホームの真壁づくりの家」を提供するフランチャイズ事業を行っている。

真壁づくりの家とは、柱や梁など家の構造材を見せる日本の伝統工法で、「サイエンスホームの真壁づくりの家」では、この伝統工法を活かしつつ、高気密・高断熱の外張り断熱による一年中快適な室内、ハイブリッド工法による高い耐震性、吹抜けによる明るい室内により好評を得ている。

2014年及び2015年にグッドデザイン賞を2年連続で受賞し、2019年6月度のSUUMO注文住宅アクセスランキングでは11位となっている。2019年4月期の売上高は23億9100万円、営業利益1億7900万円。

同社は、国産の天然ひのきや加盟店の各地域で採材・加工した自然素材を利用しており、国内の協力工場で加工することで高品質な建材を供給。施工のシステム化により人件費の削減を実現した。高品質な木の家を手の届く価格帯で提供することが可能となり、設立8年で、全国に130の加盟店を有するまでに成長している。

綿半グループは、「Green Life」を主軸とした「自然との共生」をビジョンに、小売事業、建設事業及び貿易事業を展開。サイエンスホームの地場産の木材を使用した事業展開とグループのビジョンが合致するため、グループの企業価値向上に資するものと判断し、サイエンスホームを買収する。

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